特許
J-GLOBAL ID:200903086594461093

鍵盤蓋の緩衝機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-248063
公開番号(公開出願番号):特開平8-115075
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 既存の鍵盤楽器に容易に適用できる簡易な構成からなる鍵盤蓋の緩衝機構を提供することを目的とする。【構成】 鍵盤蓋の緩衝機構1は鍵盤蓋2とショックアブソーバ3とから構成される。鍵盤蓋2の基端部2bはピアノの奥屋根4に蝶番5を介して回動可能に取り付けられ、先端部2aは鍵盤蓋2を閉じた状態でピアノの口棒9の上面と対向する。ショックアブソーバ3は、ピアノの拍子木の前側であって口棒9の上面に穿設された孔12に螺合されている。ショックアブソーバ3は、ロッド31を押し込む力が働いていない場合、ロッド31のゴム部31aの上面が口棒9の上面よりも3cm程度上方に位置するように設定され、ショックアブソーバ3のロッド31が押し込まれた状態では、ロッド31のゴム部31aの上面は口棒9の上面よりも2mm程度上方に位置するように設定されている。
請求項(抜粋):
開閉可能な鍵盤蓋と、前記鍵盤蓋を閉じた状態で該鍵盤蓋により覆われる上面部と、前記鍵盤蓋と前記上面部との間に設けられ、ロッドが押し込まれると該ロッドの押し込み速度を抑制するショックアブソーバとを備え、前記鍵盤蓋が閉方向に回動して所定位置に達すると前記ロッドの先端が前記鍵盤蓋又は前記上面部に当接し、その後前記鍵盤蓋は前記ロッドを押し込みつつ更に閉方向に回動することを特徴とする鍵盤蓋の緩衝機構。

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