特許
J-GLOBAL ID:200903086594855270

回路遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-296151
公開番号(公開出願番号):特開2000-231869
出願日: 1999年10月19日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】短絡電流検出用電磁石装置の動作と連動させて、突き棒により可動接触子を開離させる回路遮断器において、大きな短絡電流の電磁反発力で開離した可動接触子が電磁反発力の消失後に固定接触子と再接触することを防止する。【解決手段】付勢ばね34により常時は突き棒21の側面に押圧される係止部材33を設け、電磁石装置9の動作時にプランジャ19の吸引と連動して突き棒21が突出したら、係止部材33を前進させて突き棒21の係止段部21aに係合させ、突き棒21を突出状態に保持する。これにより、電磁反発力により開離駆動された可動接触子4が電磁反発力が消失して、接触ばね5の力で固定接触子2,3側に戻る過程で電磁石装置9の励磁が消滅しても可動接触子4は突き棒21により受け止められ、固定接触子2,3に再接触することがない。
請求項(抜粋):
短絡電流を検出してプランジャを吸引し、開閉機構を引外し動作させるとともに、前記プランジャと連動して進出する突き棒を有し、この突き棒により前記引外し動作による可動接触子の開離に先立って、この可動接触子を接触ばねに抗して開離させる電磁石装置を備え、かつ電流遮断過程において前記可動接触子を流れる電流を転流板に転流させて消弧する回路遮断器において、前記突き棒の動作方向と直交する向きにスライド自在に案内されるとともに、付勢ばねにより前記突き棒に向かって付勢される係止部材を設け、この係止部材を常時は前記付勢ばねにより前記突き棒の側面に押圧待機させておき、前記プランジャの吸引時には連動して進出した前記突き棒の係止面に前記係止部材を前記付勢ばねの付勢力で前進係合させ、この突き棒を進出位置にロックするようにしたことを特徴とする回路遮断器。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-109229
  • 特開平4-087130
  • 特開平4-051420

前のページに戻る