特許
J-GLOBAL ID:200903086600864634

インクジェット式記録装置およびインクジェット式記録装置におけるフラッシング制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-052192
公開番号(公開出願番号):特開平11-245428
出願日: 1998年03月04日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 インクジェット式記録装置の動作電源投入後における印刷可能状態への立ち上げ時間を短縮させること。【解決手段】 インクジェット式記録装置に動作電源が投入されると、最も増粘し易いインク以外のインク、例えばカラー印刷用のイエロー、マゼンタ、シアンの全てまたはいずれかがキャッピング装置のキャップ内にフラッシングされる。これに続くキャッピング作用により、増粘し易いインク、例えばブラック印刷用のインクを扱う記録ヘッドのノズル面に付着した増粘状態のインクを軟化または溶解させることが可能であり、フラッシングにより正常な印字可能状態に回復させることができる。よって、電源投入後の待機時間を短縮させることができると共に、印字不良の発生を抑制させることができる信頼性の高い記録装置を提供することができる。
請求項(抜粋):
ノズル開口からインク滴を吐出する複数個のインクジェット式記録ヘッドと、前記各記録ヘッドのノズル開口を封止するそれぞれの記録ヘッドに対応する複数個のキャッピング手段を搭載し、フラッシング指令信号によって前記ノズル開口よりインク滴をキャッピング手段に対して吐出させるように構成されたインクジェット式記録装置のフラッシング制御方法であって、フラッシング指令信号を受けて最も増粘し易い印刷用インク以外の印刷用インクを扱う記録ヘッドの内、少なくとも1個の記録ヘッドのノズル開口より、増粘し易い印刷用インクを扱う記録ヘッドに対応するキャッピング手段に対してインクを吐出させる第1フラッシングステップと、増粘し易い印刷用インクを扱う記録ヘッドのノズル開口を第1フラッシングステップによって吐出インクを受けたキャッピング手段によって封止するキャッピングステップと、前記増粘し易い印刷用インクを扱う記録ヘッドのノズル開口を前記キャッピング手段によって封止したまま待機する待機ステップと、前記第1フラッシングステップにおいて吐出された印刷用インク以外の印刷用インクを扱う記録ヘッドより印刷用インクをキャッピング手段に対して吐出する第2フラッシングステップとを順次実行するようにしたことを特徴とするインクジェット式記録装置におけるフラッシング制御方法。
IPC (4件):
B41J 2/165 ,  B41J 2/21 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185
FI (3件):
B41J 3/04 102 N ,  B41J 3/04 101 A ,  B41J 3/04 102 R
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • インクジエツト記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-293009   出願人:キヤノン株式会社
  • 画像記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-330325   出願人:三田工業株式会社
  • 特開昭64-005852
全件表示

前のページに戻る