特許
J-GLOBAL ID:200903086601634977

粉体の定量吐出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-233972
公開番号(公開出願番号):特開平7-093658
出願日: 1993年09月21日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】定量吐出量の精度を高め、かつの吐出後に振動,衝撃によって粉体の一部が崩れて落下することを防止する。【構成】スクリュー2 を内設した導管1 の左開口部に連接する形で、可動円筒3 が、軸4 の回りに、破線表示のように下側に傾斜可能に連結される。この軸4 の回りに捩りバネが取り付けられ、常に可動円筒3 を実線位置にするよう付勢する。シャッタ5 が、カップ搬送用ロボットのハンド9の操作部9aによって、可動円筒3 の断面を垂直方向に横断すると共に、下端部で可動円筒3 の内面下部と当接して押し下げるため昇降する。スクリュー2 の回転による予備的な吐出後に、安息角θの斜面状態で残った粉体をシャッタ5 で仕切り、かつ可動円筒3 を傾斜させて追加吐出させて正規の定量吐出量にする。
請求項(抜粋):
円筒状で一方が開口する導管内に満たされた供給粉体が、その導管内に同軸,同径で設けられたスクリューの、定量に応じた角度の回転によって、導管の一方の開口から定量だけ吐出される装置において、導管と開口箇所で同軸に連接され、その下端部の水平軸線の回りに下方に傾斜可能に設けられ、かつ導管と同軸に連接される方向に付勢される可動円筒と;水平に方向決めされた可動円筒の内部を垂直方向に横断し、その内面下部を押して可動円筒を下方に傾斜させるように昇降可能なシャッタと;このシャッタに連結され、粉体吐出前にシャッタを可動円筒の断面が全開するように位置させ、次に定量に応じた角度のスクリュー回転によって粉体が可動円筒の開口から吐出された後に、シャッタを下降させ粉体を仕切らせてから可動円筒を下方に傾斜させ、仕切られた箇所から可動円筒の開口側にある粉体を追加的に落下,吐出させるアクチュエータと;を備えることを特徴とする粉体の定量吐出装置。

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