特許
J-GLOBAL ID:200903086603175945

インクジェットヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-127792
公開番号(公開出願番号):特開平7-329296
出願日: 1994年06月09日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 インクジェトヘッドのインク滴の吐出不良を回避する。【構成】 圧電材料よりなる基板1の上面に複数の溝2を有し、該基板の上面に蓋8を接着し、インクを充填した溝の隔壁のせん断モードの圧電変形を利用して溝内のインクを圧縮しノズル孔11よりインク滴を印字用紙に吐出して印字を行うインクジェットヘッドであって隔壁が二層構造のものにおいて、下基板1bと上基板1cの接着、隔壁4と蓋との接着および基板1とノズル孔11を有するノズル板の接着をすべて、ゴム成分を含まない接着剤6により行いインク室9を形成する。これにより、従来は接着剤から揮発していた低分子量成分がなくなり、電極膜3の剥離、インク室9の内面の気泡の発生がなくなり、これらに基づくインク滴の吐出不良を阻止することができる。
請求項(抜粋):
厚み方向に分極した第1および第2の圧電板を用い、第1の圧電板の上に分極方向が逆になるようにして第2の圧電板を重ね第1の接着剤により接着して形成した部材の上面に第2の圧電板の厚みより深い複数の溝を設けて基板を形成し、溝の内面に駆動電極を取り付け、溝の隔壁の上面に蓋を第2の接着剤により接着し、溝の開口する基板の一方の端面および該端面と接続する蓋の端面にかけてノズル孔を有するノズル板を第3の接着剤により接着して構成し、溝にインクを充填し、隔壁をせん断モードで圧電変形することにより、インクを圧縮してノズル孔からインク滴を吐出して印字を行うインクジェットヘッドにおいて、前記第1の接着剤はゴム成分を含まない接着剤であることを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H

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