特許
J-GLOBAL ID:200903086603975941

電界センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-154467
公開番号(公開出願番号):特開平5-002043
出願日: 1991年06月26日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 広帯域な周波数成分を含む電磁波の波形測定を可能にする電界センサを提供する。【構成】 光源1からの光信号を偏波面保持光ファイバ14で光変調器13に導き、センサロッド7,7′で検出した電界により光学結晶6で変調する。変調された信号は、シングル光モードファイバ15で光検出器11へ導びき、電気信号に変換してレベル測定器12で測定する。ここで、ロッドセンサ7,7′を進行波型の抵抗負荷ロッドで構成することにより、また、ロッドセンサ7,7′と光学結晶6に検出電界を印加する光変調器電極16,16′の間に装荷インピーダンス17,17′を設けることにより、共振現象を抑えて感度の周波数特性をフラット化し、広帯域化させる。
請求項(抜粋):
センサロッドを構成する2つの金属棒を、狭い隙間を介して直列に配置し、その隙間に印加電圧により光強度が変化する光変調器を挿入し、この2つの金属棒と該光変調器より離れた位置に置かれた光源から無変調の光信号を光ファイバを用いて伝送し、これを外部電界によって前記金属棒の隙間に生じる電圧により前記光変調器で変調し、該変調された光信号成分を外部の光検出器に光ファイバを用いて伝送して検出することにより、前記センサロッドが置かれた地点の電界強度を測定する電界センサにおいて、前記センサロッドを構成する2つの金属棒に定在波を無くす抵抗分布を与えるとともに、該センサロッドと前記光変調器の電極との間に共振現象を抑える値のインピーダンスを装荷したことを特徴とする電界センサ。

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