特許

J-GLOBAL ID：200903086604521880

スイッチング電源装置

発明者： 芳賀 浩之
出願人/特許権者： 新電元工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-350345
公開番号（公開出願番号）：特開平5-168233
出願日： 1991年12月09日
公開日（公表日）： 1993年07月02日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 従来のコンバ-タにおいては、スイッチ素子のオフ時に電圧が急激に立上がるために、オフ時ロスおよびオフ時ノイズを発生する。一方、スイッチ素子がオンする時には入力電圧が印加された状態でオンするためオン時ロスおよびオン時ノイズを発生する。本発明の目的は、それらの解決とロスの減少にもとずくコンバ-タの効率のアップである。【構成】 従来のコンバ-タの整流ダイオ-ドを双方向のオフ機能を持つスイッチ素子に置換し、このスイッチ素子を主スイッチ素子と同期させてオン・オフさせる。

請求項（抜粋）：

直流電源に変換トランスの1次巻線と第1のスイッチ素子を直列に接続し、且つ前記第1のスイッチ素子と並列にそのスイッチ素子の導通方向と反対方向に導通するようにダイオ-ドおよびキャパシタを接続する、前記変換トランスの2次巻線には前記第1のスイッチ素子と同期してオン・オフする第2のスイッチ素子および整流平滑回路を接続して直流出力を得るようにしたコンバ-タにおいて、前記第2のスイッチ素子に双方向のオン・オフ機能をもたせる事により、前記第1のスイッチ素子のスイッチング時における電圧の立上がりをゆるやかにする事と、前記第1のスイッチ素子と並列に接続されたキャパシタに蓄積されたエネルギ-を前記直流電源に帰還させることを特徴とするスイッチング電源装置。