特許
J-GLOBAL ID:200903086614907395

熱硬化型ポリイミド樹脂組成物と熱硬化品およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-296319
公開番号(公開出願番号):特開平5-310931
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 高耐熱性等の優れた特性を維持しながら、靱性、可撓性、接着性等の機械的特性等にも優れた熱硬化型ポリイミド樹脂組成物、その熱硬化品およびこの熱硬化品の製造方法を提供する。【構成】 組成物は、多官能不飽和イミドと、このイミドとの相溶域を有するとともに180°C以上のガラス転移温度かつ1万以上の数平均分子量を有するポリエーテルイミド、ポリアリレートおよびポリアミドイミドのうちの少なくとも1種の熱可塑性樹脂とを必須成分として含むものであり、この組成物を原料として用い、その多官能不飽和イミドと熱可塑性樹脂とを相溶させた後、前記多官能不飽和イミドを熱硬化させることにより、ポリイミドが主なる組成の相と熱可塑性樹脂が主なる組成の相とに分離させ、これら両分離相がともに連続して規則正しく絡み合った構造を形成している熱硬化品を得る。
請求項(抜粋):
下記一般式化1で表される多官能不飽和イミドと熱可塑性樹脂とを必須成分として含む熱硬化型ポリイミド樹脂組成物において、前記熱可塑性樹脂が、前記多官能不飽和イミドとの相溶域を有するとともに、180°C以上のガラス転移温度、かつ、1万以上の数平均分子量を有する、ポリエーテルイミド、ポリアリレートおよびポリアミドイミドからなる群の中から選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする熱硬化型ポリイミド樹脂組成物。【化1】(式化1中、Dは炭素-炭素間の二重結合を含む2価の基を表し、R1 は2官能以上の有機基を表し、x1 は2以上の整数を表す。)
IPC (12件):
C08G 73/06 NTM ,  C08G 73/06 NTH ,  C08J 3/24 CFG ,  C08J 5/00 CFG ,  C08K 5/16 KAX ,  C08K 5/17 KAY ,  C08K 5/3415 KBG ,  C08L 67/03 LPK ,  C08L 71/10 LQH ,  C08L 71/10 LQK ,  C08L 79/08 LRC ,  C08L101/00 LTA
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭56-090824
  • 特開昭64-054064
  • 特開平2-194053
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