特許
J-GLOBAL ID:200903086635497774

プリントデータのセキュリティ方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309216
公開番号(公開出願番号):特開平6-135095
出願日: 1992年10月23日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 第三者がプリント出力するのを防止し、かつディスプレー等を通してスプールキューに格納されているデータを見ようとしても、その内容を知られないようにすると共に、一部分だけ守秘してプリントすることを可能にすること。【構成】 プリントデータ生成装置1には、部分守秘データを含むプリントデータを暗号化し、それに部分守秘箇所の位置情報等を付加してプリンタ2に転送する暗号化データ生成部15を設ける。一方、プリンタ2には、暗号化データ解読部23を設ける。そこでは、パスワードとログオンクラスが両方共一致した時は、上記両データの解読を行うが、パスワードだけ一致した時は、上記部分守秘箇所の位置情報に基づいて、部分守秘データ以外のデータのみの解読を行う。また、パスワードが一致しなかった時は、全てのプリントデータの暗号解読を行わないようにする。
請求項(抜粋):
プリントデータ生成装置は、プリントデータを暗号化すると共に、暗号化したプリントデータにユーザID,キーコード,暗号化ID及び部分守秘箇所の位置を示すデータを付加してプリンタに転送する暗号化データ生成部とを有し、プリンタは、転送された暗号化データを格納するスプールキューと、プリントする際に、ユーザの確認を2段階に分けて行い、2段階共正当なユーザであることを確認した時は、上記スプールキューから取り出した全ての暗号化データを、上記ユーザID,キーコード,暗号化IDに基づいて解読し、正当なユーザであることを第1段階では確認できたが第2段階で確認できなかった時は、上記ユーザID,キーコード,暗号化ID,部分守秘箇所の位置を示すデータに基づいて、上記スプールキューから取り出した暗号化データの内、上記部分守秘箇所のデータを除いた部分を解読し、第1段階で確認できなかった時は、全てのプリントデータの暗号解読を行わないようにした暗号化データ解読部とを有することを特徴とするプリントデータのセキュリティ方式。
IPC (3件):
B41J 29/00 ,  B41J 5/30 ,  G06F 3/12

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