特許
J-GLOBAL ID:200903086640373196

ロータブレードのフラップ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-055832
公開番号(公開出願番号):特開2000-255494
出願日: 1999年03月03日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 フラップを上下に充分に往復角変位できるようにアクチュエータの変位を大きく拡大することができる変位拡大手段を備えるロータブレードのフラップ駆動装置を提供する。【解決手段】 アクチュエータ3と第1〜第4リンク12〜15によって第1変位拡大機構10が構成される。第1および第2リンク12,13の他端部に基端部が固定される入力軸35と、第3および第4リンク14,15の他端部に基端部が固定される支持軸36と変位拡大レバー37とによって第2変位拡大機構が構成され、変位拡大レバー37の中間部が支持軸36の先端部に角変位自在に連結されて一端部に入力軸35の先端部が角変位自在に連結され、他端部に出力ロッド7が角変位自在に連結される。これらの第1および第2変位拡大機構10,11によってアクチュエータ3の伸縮が拡大され、出力ロッド7を介してフラップ6を大きく角変位駆動する。
請求項(抜粋):
ブレードと、ブレードの後縁に角変位自在に取付られるフラップと、ブレード内に収容され、長手方向に伸縮するアクチュエータと、アクチュエータの伸縮変位を拡大してフラップに伝達し、フラップを上下に角変位駆動させる変位拡大手段とを備えるロータブレードのフラップ駆動装置において、前記変位拡大手段は、アクチュエータの一側部に配置され、一端部がアクチュエータの一端部に角変位自在に連結される第1リンクと、アクチュエータの一側部に配置され、一端部がアクチュエータの他端部に角変位自在に連結され、他端部が第1リンクの他端部に角変位自在に連結される第2リンクと、アクチュエータの他側部に配置され、一端部がアクチュエータの一端部に角変位自在に連結される第3リンクと、アクチュエータの他側部に配置され、一端部がアクチュエータの他端部に角変位自在に連結され、他端部が第3リンクの他端部に角変位自在に連結される第4リンクとを有し、アクチュエータの伸縮に応じて第1および第2リンクの連結部と、第3および第4リンクの連結部とが相互に近接および離反する方向に変位してアクチュエータの伸縮変位を拡大する第1変位拡大機構と、一端部がフラップに連結される出力ロッドを有し、前記第1変位拡大機構の変位を拡大して出力ロッドを変位駆動する第2変位拡大機構とを含むことを特徴とするロータブレードのフラップ駆動装置。

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