特許

J-GLOBAL ID：200903086644299560

DC型カラープラズマディスプレイパネル

発明者： 可児 康之 ,  飯島 基 ,  神谷 孫典 ,  小林 一雄 ,  井上 崇司
出願人/特許権者： 株式会社ノリタケカンパニーリミテド
代理人 (1件)： 池田 治幸 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-139783
公開番号（公開出願番号）：特開平8-007771
出願日： 1994年06月22日
公開日（公表日）： 1996年01月12日
要約：

【要約】【目的】 トリガー電極を備えたDC型カラープラズマディスプレイにおいて充分に高い輝度を得ると共に長期間に亘って安定した動作を得る。【構成】 DC型カラーPDP46は、トリガー電極60および補助放電により発生した電荷を蓄積する誘電体層62が、何れもアノード電極64と同じ背面板50側に設けられ、画像が表示される前面板48側にはカソード電極56のみが設けられている。そのため、放電により生じた励起光で背面板50側に設けられている蛍光体層66が発光させられると、その光はカソード電極56の僅かな幅で遮られる他は殆ど全てが前面板48側から射出されて高い輝度が得られる。

請求項（抜粋）：

一面に一方向に沿って所定の間隔で配列された複数本のカソード電極が設けられた透光性を有する前面板と、該一面と対向する一面に上記一方向とは直交する他方向に沿って所定の間隔で配列された複数本のアノード電極が設けられると共に該一面に蛍光体層が設けられた背面板と、前記前面板と該背面板との間にマトリックス状に配列されて各々一本のカソード電極およびアノード電極が通過させられる複数の放電空間を形成する格子状隔壁とを備え、前記複数本のカソード電極および前記複数本のアノード電極との間で放電させることにより所定の放電空間から発光させて、上記前面板側から照射するDC型カラープラズマディスプレイパネルであって、前記背面板に備えられ、前記複数本のアノード電極またはカソード電極との間で補助放電を発生させるトリガー電極と、該背面板上に該トリガー電極を覆って備えられ、該補助放電により発生した電荷を蓄積する誘電体とを、含むことを特徴とするDC型カラープラズマディスプレイパネル。