特許
J-GLOBAL ID:200903086647247242

スイッチング電源

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-347496
公開番号(公開出願番号):特開平10-191630
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 小型かつ薄型で高効率なスイッチング電源を提供する。【解決手段】 トリガ信号発生部14は、逆励磁エネルギにより発生する共振電圧VH を検出して、トリガ信号VTRを生成する。制御用IC13は、トリガ信号VTRに同期した電流制御モードにて、主スイッチング素子5を制御する。2次側制御回路16は、主スイッチング素子5の遮断時に発生するフライバック電圧VF を検出して、回生スイッチング素子7を導通させる。これにより、トランス4に蓄積された励磁エネルギが放出された後、トランス4の2次側巻線4bへ逆励磁電流が流れる。2次側制御回路16は、当該逆励磁電流を監視して、所定のしきい値を越えた場合、回生スイッチング素子7を遮断する。これにより、両スイッチング素子5・7は、制御用IC13と2次側制御回路16との間に信号伝達回路を設けることなく、的確に駆動される。
請求項(抜粋):
1次側が電力源に接続され、2次側が負荷に接続されるトランスと、上記電力源がトランスの1次側へ供給する電力を断続する主スイッチング素子と、当該主スイッチング素子に並列に設けられた容量と、上記電力によってトランスに蓄積された励磁エネルギが放出された後、当該トランスの2次側への逆励磁電流を通過させる回生スイッチング素子とを有するスイッチング電源において、上記トランスの1次側から上記電力源へ電力が回生されているか否かを検出し、回生検出信号を生成する検出手段と、上記回生検出信号に基づいて、上記主スイッチング素子を導通させると共に、負荷に応じて、主スイッチング素子の導通時間と遮断時間との割合を調整する主制御手段と、上記トランスの2次側に励磁エネルギが放出されている間に、上記回生スイッチング素子を導通させ、上記逆励磁電流が所定のしきい値を越えた場合に、当該回生スイッチング素子を遮断する回生制御手段とを備えていることを特徴とするスイッチング電源。
FI (3件):
H02M 3/28 H ,  H02M 3/28 F ,  H02M 3/28 Q

前のページに戻る