特許
J-GLOBAL ID:200903086659065689

磁気抵抗効果型素子を用いた磁気記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-003575
公開番号(公開出願番号):特開平10-308001
出願日: 1997年01月13日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】磁気抵抗効果型素子を用いた磁気ヘッドには、磁気抵抗効果型素子の素子高さ等のばらつきに起因する抵抗のばらつきが有る。このため従来は、電流密度の制限から、大きな素子抵抗値を有する磁気ヘッドに適合したセンス電流が設定され、素子抵抗の小さい磁気ヘッドは再生出力が低下していた。本発明では、上記のばらつきに依らず、磁気抵抗効果型素子を用いた磁気ヘッドの性能を十分に引き出した、磁気記録装置を提供できる。【解決手段】磁気抵抗効果型素子用再生回路11の出力基準電圧17を、磁気抵抗効果型再生ヘッドの端子間電圧にするとともに、前記基準電圧を評価して所定の値に概略一致するようにセンス電流切り替え回路12を制御する。また別の手段として、磁気記録装置の記録媒体に少なくとも基準振幅信号を含むトラッキング情報を予め記録し、前記の基準振幅信号の振幅、又は、実効値が所定の値に概略一致するようにセンス電流切り替え回路を制御する。
請求項(抜粋):
磁性膜を形成してなる記録媒体と、該記録媒体に対向して配置された1つの磁気抵抗効果型素子と、該素子1つに対して複数のセンス電流候補から1つのセンス電流を流し、かつ、該素子の抵抗変化を電気的な再生信号出力に変換する電子回路とを含んで成る磁気記録装置。

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