特許
J-GLOBAL ID:200903086663406806

暗号的保護通信を伴うシステムおよびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-542069
公開番号(公開出願番号):特表2000-511660
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】最低1個のVCD(=対価保持装置(Value Carrying Device))(1)および最低1個のVAD(=対価受容装置(Value Accepting Device))(2)の対価転送システムであって、VAD(2)は、以前の受容された対価の最低1個の集計値(28)をストアするためのメモリ(53)および請求メッセージ(13)を転送するための手段を有し、VCD(1)は、最低1個の差引勘定値(7)をストアするためのメモリ(52)および証明メッセージ(14)を転送するための手段を有し、VAD(2)は、取引値(20)、以前の集計値(21)および対応する以前にコンピュータ計算された証明暗号(22)を請求メッセージ(13)に包含し、VCD(1)は、以前の集計値(21)、対応する以前にコンピュータ計算された証明暗号(22)および取引値(20)を基礎としてコンピュータ計算される取引証明暗号(35)をコンピュータ計算しかつ電子メッセージ(14)に包含し、また、VCD(1)は、それが前記対応する以前にコンピュータ計算された暗号(22)を使用することにより受領された以前の集計値(21)の正確性を確立した場合かつそれが取引値(20)で差引勘定値(7)を減少した後にのみ、最低1個の取引証明暗号(35)をコンピュータ計算する。
請求項(抜粋):
相互と通信することが可能である最低1個の対価保持装置(1)および最低1個の対価受容装置(2)を含む対価転送システムであって、最低1個の対価受容装置(2)は、以前に受容された対価の少なくとも1個の集計値(28)をストアするための対価受容装置メモリ(53)を含み、かつ、最低1個の取引値(20)を表す請求メッセージ(13)を前記最低1個の対価保持装置(1)に転送するよう配置され、最低1個の対価保持装置(1)は、最低1個の差引勘定値(7)をストアするための対価保持装置メモリ(52)を含み、かつ、前記最低1個の対価受容装置(2)に証明メッセージ(14)を転送するよう配置され、 最低1個の対価受容装置(2)が、以前の集計値(21)および対応する以前にコンピュータ計算された証明暗号(22)を請求メッセージ(13)にさらに包含するよう配置され; 最低1個の対価保持装置(1)が、以前の集計値(21)、対応する以前にコンピュータ計算される証明暗号(22)および取引値(20)を基礎としてコンピュータ計算される最低1個の取引証明暗号(35)をコンピュータ計算しかつ証明メッセージ(14)に包含するよう配置され、そして 最低1個の対価保持装置(1)が、それが前記対応する以前にコンピュータ計算された暗号(22)を使用することにより受領された以前の集計値(21)の正確性を確立した場合、およびそれが取引値(20)で差引勘定値(7)を減少した後にのみ、最低1個の取引証明暗号(35)をコンピュータ計算するよう配置される、ことを特徴とする、対価転送システム。

前のページに戻る