特許
J-GLOBAL ID:200903086663772497

電池保護用ICの起動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-014108
公開番号(公開出願番号):特開平8-214460
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は電源保護用ICの起動回路に関し、絶対値が基準値以上の起動制御電圧で確実に動作状態となることを目的とする。【構成】 制御電流生成回路21A1 の起動制御電圧検出回路は、検出電流I9を生成するトランジスタQ9 、ダイオード接続のトランジスタQ7 ,Q8 、抵抗R1 ,R2 から構成される。起動制御電流出力回路は、トランジスタQ1 ,起動制御電流IT0を出力するトランジスタQ10からなるカレントミラー回路で構成される。電流帰還回路は、エミッタ面積比が1対0.1であるトランジスタQ1 ,Q2 からなるカレントミラー回路と、トランジスタQ3 ,Q5 、トランジスタQ4 ,Q6 から構成されている。電流帰還回路による帰還ループのループゲインは、起動制御電圧が0Vのとき1より小さく、起動制御電圧が境界値以上のとき、1より大となる。
請求項(抜粋):
絶対値が基準値以上の起動制御電圧を供給されたときに、二次電池の充放電を制御する電池保護用ICを起動させるために、起動用バイアス電流を生成する電池保護用ICの起動回路において、検出用トランジスタのベース・エミッタ間に前記起動制御電圧に応じた電圧を供給され、前記検出用トランジスタが導通することにより、前記検出用トランジスタのコレクタ電流を基にした検出電流を生成する起動制御電圧検出回路と、前記検出電流を含む入力電流に比例した起動制御電流を出力する起動制御電流出力回路と、前記起動制御電流出力回路の入力端子に前記起動制御電流出力回路の入力電流に比例した電流を正帰還し、前記起動制御電圧がほぼ0Vのときは、前記正帰還のループゲインが1よりも小さく、前記起動制御電圧の絶対値が0Vよりも大きく前記基準値よりも小さい境界値以上のときは、前記正帰還のループゲインが1よりも大きい電流帰還回路と、前記起動制御電流が規定値以上の場合に、前記起動制御電流を基に起動用バイアス電流を生成する起動バイアス生成回路とを有することを特徴とする電池保護用ICの起動回路。
IPC (2件):
H02J 7/00 ,  H02J 7/00 302

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