特許
J-GLOBAL ID:200903086668988226

合成光波長の生成のための安定化された多周波数光源装置および合成光波長の生成のための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-507765
公開番号(公開出願番号):特表平11-502368
出願日: 1995年08月16日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】合成光波長の生成のために、第一の光源(D1)の光が共通の光路部分(LG1)へ接続され)がファブリ・ペロー共振器(R)の共振周波数(ν1)でロックされる。第二の光源(D2)の光が共通の光路部分(LG1)へ接続され、且つその周波数平均値ァブリ・ペロー共振器(R)のすぐ次の共振周波数(ν2)に到達し、それによってロックされる。両方の光源(D1、D2)の光の周波数(ν1、ν2)の間には、電子的な計数手段を用いて対応する周波数測定値(f12)の供給のもとで測定されるうなり周波数(Δν12)が生じる。少なくとも一つの別の光源(Di)の光が共通の光路部分(LG1)へ接続され、まず第一に前記の光源(D1、D2)の一方の周波数平均値次いで、ファブリ・ペロー共振器(R)の予め定めた共振に到達するまで変化させられ、そこでロックされる。その際、行われる共振の数(ki)が計数される。選択された光源(D1またはD2)の光の周波数(ν1またはν2)と当該別の光源(Di)の光の周波数との間のうなり周波数(Δν1iまたはΔν2i)は第一及び第二の光源(D1、D2)の光の周波数(ν1、ν2)の間のうなり周波数(Δν12)とほぼ行われた共振の数(kiまたはki+1)との積(ki×Δν12またはki+1×Δν12)として算出される。
請求項(抜粋):
合成光波長の生成のための安定化された多周波数光源装置にして、 付設された光路(Li)にそれぞれ、光源(Di)に供給される電気的な入力信号(sti)に依存して調整可能でありかつ同調可能である割り当てられた周波数(νi)をもつコヒーレント光を放出するための少なくとも三つの光源(Di、但しi=1,...,N、且つN≧3、以下同じ)を有し、 前記の周波数(νi)で共振するのに適した共振長(LR)を備えるファブリ・ペロー共振器(R)が配置されている共通の光路部分(LG1、LG2、LG3、LG4)を有し、 それぞれ一つの光源(Di)に付設されかつその光路(Li)に挿入されており、該光源の光を共通の光路部分(LG1)に結合する半透明鏡状の光学素子(BSi)を有し、 それぞれ一つの特有の変調周波数(mi)が割り当てられており、それぞれ一つの個々の付設された光源(Di)と電気的に接続されており、且つこの光源(Di)に対してそれぞれ入力信号(sti)を生成する電気的な制御器(STi)にして、該入力信号がこの光源(Di)の光の周波数(νi)を該制御器(STi)に供給される電気的な制御信号(si)に依存して調整し且つ該周波数(ni)をその平均値器(STi)を有し、 共通の光路部分(LG4)を循環する光を受けかつ受けた光の強度に依存して電気的な検出器信号(sR)を生成するための光電子工学的な検出器(PDR)を有し、 検出器(PDR)から検出器信号(sR)を得かつ各制御器(STi)からそれぞれの変調周波数(mi)を導く信号を得るために、検出器(PDR)および制御器(STi)と電気的に接続されており、そしてこのように得られた信号からそれぞれの変調周波数(mi)によって検出器信号(sR)を同期復調することにより、それぞれの制御器(STi)のためのそれぞれの制御信号(si)を生成してこれを制御器(STi)に送る電子的な信号弁別器(SDR)を有し、 このとき、光源(Di)に対応する電気的な制御器(STi)、光電子工学的な検出器(PDR)、及び信号弁別器(SDR)が、この光源(Di)の光の周波数(νi)をファブリ・ペロー共振器(R)の共振周波数でロックするための追値制御装置を形成する、前記安定化された多周波数光源装置において、 半透明鏡状の光学素子(BSi)のうちから選択された素子(BS2)が、選択された二つの光源(D1、D2)からの光だけを合一し、この合一された光の一部を付設された光路(L1、L2)から取り出して分岐光路(L12)へ導くように配置されていること、 第二の光電子工学的な検出器(PD12)が、前記分岐光路(L12)を循環する光を受けるため及び受けた光の強度に依存して第二の電気的な検出器信号(s12)を生成するために設けられていること、および 第二の検出器(PD12)から第二の検出器信号(s12)を得、且つこれから、利用装置(CPT)に伝達可能な電気的な周波数測定値(f12)を生成するために、第二の検出器(PD12)と電気的に接続された電子的な周波数測定装置(F12)が設けられており、このとき当該周波数測定値(f12)が選択された二つの光源(D1、D2)の光の周波数(νi、ν2)の間のうなり周波数(Δν12)に対応することを特徴とする安定化された多周波数光源装置。
IPC (4件):
H01S 3/23 ,  G01B 9/02 ,  G01J 9/02 ,  H01S 3/13
FI (4件):
H01S 3/23 Z ,  G01B 9/02 ,  G01J 9/02 ,  H01S 3/13
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-164135
  • 特開昭64-015992
  • 特開平1-194484

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