特許
J-GLOBAL ID:200903086669378820

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-120486
公開番号(公開出願番号):特開平11-309128
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】MRI装置の照射コイルあるいは受信コイルにおいて、被検体や静磁場発生装置との間に存在する浮遊容量の影響で信号が漏洩し、感度低下や不安定動作を起こし画質を劣化させる問題を解決する。【解決手段】照射コイル13の接続端子33、33'間に、半波長に整合した信号線路36を並列に挿入し、その一端から信号の入出力を行う。この場合、照射コイル13の入力インピーダンスを調整しインピーダンスマッチングを行う。この回路により、不平衡-平衡変換を調整を行うことなく容易に実現し、照射コイルを平衡動作させることができ、これにより、浮遊容量の影響を阻止して、照射コイル13の安定な動作を確保し、照射効率を高めることができる。
請求項(抜粋):
静磁場を発生する静磁場発生手段と、前記静磁場中に置かれた被検体に複数の傾斜磁場を印加する傾斜磁場コイルと、前記被検体の組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせる高周波パルスを印加する照射コイルと、前記被検体から生じる核磁気共鳴信号を検出する受信コイルと、検出された信号を使って前記被検体の物理的性質をあらわす画像を得る画像再構成手段とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記照射コイルおよび受信コイルの少なくとも一方は入出力線路に接続される接続端子間に信号線路を並列に接続し、平衡回路を構成したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/36
FI (2件):
A61B 5/05 350 ,  G01N 24/04 530 Y

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