特許
J-GLOBAL ID:200903086673964092

鉄筋コンクリート柱の構築法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-178426
公開番号(公開出願番号):特開平10-002010
出願日: 1996年06月18日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 構築作業を容易に行うことができる鉄筋コンクリート柱の構築法が望まれていた。【解決手段】 せん断補強筋を内蔵した薄肉で中空のPC柱1内に、下端がPC柱1より突出する態様で上主筋4を挿通し、PC柱1を吊り下げると同時に主筋支持具2を介して上主筋4が吊り下げられるようにし、PC柱1を揚重機で吊り下げて設置場所の上方で一旦停止させ、上主筋4と下主筋7を連結させた後に、PC柱1を設置場所まで吊り下げてPC柱1の上端から上主筋4の上端側が突出する態様で上主筋4と下主筋7の外周にPC柱1を被着させ、PC柱1内にコンクリート9を打設して既に構築済の梁と一体の柱10を構築する。【効果】 PC柱の製作、搬送、吊り下げ、設置、コンクリート打設の各作業を、それぞれ容易に行うことができる。
請求項(抜粋):
せん断補強筋を内蔵した薄肉で中空のPC柱内に、下端が当該PC柱より突出する態様で上主筋を挿通し、この上主筋はPC柱の上端側に装着した主筋支持具によって内蔵したせん断補強筋に適合する所定間隔に位置決めされた状態で挿通されると共に、当該上主筋は上端側に装着した係止部材によって上方向に可動で下方向へは係止保持された状態で上記主筋支持具に支持させ、上記PC柱を吊り下げると同時に上記主筋支持具を介して上記上主筋が吊り下げられるようにしておき、上記PC柱を揚重機で吊り下げて設置場所の上方で一旦停止させ、上記上主筋と下階側から突設された下主筋を連結させた後に、上記PC柱を設置場所まで吊り下げて当該PC柱の上端から上記上主筋の上端側が突出する態様で当該上主筋と上記下主筋の外周にPC柱を被着させ、このPC柱内にコンクリートを打設して既に構築済の梁と一体の柱を構築することを特徴とした鉄筋コンクリート柱の構築法。
IPC (2件):
E04B 1/16 ,  E04G 21/12 105
FI (2件):
E04B 1/16 D ,  E04G 21/12 105 A

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