特許
J-GLOBAL ID:200903086679311058

画像オブジェクトの所望の輪郭を推定するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-165322
公開番号(公開出願番号):特開2002-049920
出願日: 2001年05月31日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】【課題】 フレーム間の動的輪郭へのトポロジカルな変化に対する制約を緩和する。【解決手段】 画像フレーム(102)に対する画像データを3つのグループの間に割当てる。1つのグループでは、導出された移動バウンダリの一部である画像データであって、正規化された背景データの間の対応のポイントから少なくともしきい値分だけ異なる画像データを含む。別のグループにおいては、正規化された背景画像データに近く対応する画像データである。第3のグループは、残りの画素を含む。オブジェクトバウンダリに対する初期の推定値はグループ分けに基づいて反復的に調整され(187/189)、その後で動的輪郭モデルが適用される(96)。
請求項(抜粋):
画像フレーム(130-132)のシーケンスにわたってトラッキングされる画像オブジェクト(136)の所望の輪郭を推定するための方法であって、前記画像フレームの各々は複数の画像データを含み、前記方法は画像フレームのシーケンスから画像背景の背景モデル(134)を抽出するステップ(79)と、画像フレームのシーケンス間の所与の画像フレームに対して、背景モデルを所与の画像フレームに適用して所与の画像フレームに対する背景情報を導出するステップ(91)と、所与の画像フレームに対して、前記所与の画像フレームに対応する移動情報を抽出するステップ(92)とを含み、前記移動情報は、先行の画像フレームと後の画像フレームのいずれか1つまたは両方に相対的に、前記所与の画像フレーム内で移動が起こる画像データを含み、前記方法はさらに所与の画像フレームに対して、所与の画像フレームに対する背景情報と前記所与の画像フレームに対する移動情報とに基づき、複数のグループ間に前記所与の画像フレームの複数の画像データを割当てるステップ(182)と、所与の画像フレームに対する画像オブジェクトの所望の輪郭の1推定値を受取るステップ(90)とを含み、前記1推定値は複数のデータ点を含み、前記方法はさらに前記1推定値の複数のデータ点間でデータ点からデータ点へ進み、かつ所望の輪郭内に含まれる点を更新して所望の輪郭の更新された推定値を得ることにより、所与の画像フレームに対する所望の輪郭の推定値を調整するステップ(187/189)を含み、前記調整するステップは、所与の点に対し、(a) 所与の点が複数のグループのうちの第1のグループ内にある場合、所望の輪郭の推定値を前記所与の点から外向きに調整するステップ(187)と、(b) 所与の点が複数のグループのうちの第2のグループ内にある場合、所望の輪郭の推定値を前記所与の点から内向きに調整するステップ(189)とを含む、画像オブジェクトの所望の輪郭を推定するための方法。
IPC (2件):
G06T 7/20 ,  H04N 7/24
FI (2件):
G06T 7/20 B ,  H04N 7/13 Z
Fターム (16件):
5C059MB03 ,  5C059MB04 ,  5C059NN01 ,  5C059PP04 ,  5C059PP28 ,  5C059PP29 ,  5C059UA02 ,  5L096AA06 ,  5L096CA04 ,  5L096DA01 ,  5L096FA06 ,  5L096FA32 ,  5L096FA37 ,  5L096GA08 ,  5L096GA12 ,  5L096GA55

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