特許
J-GLOBAL ID:200903086682404482

車体傾斜制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-280150
公開番号(公開出願番号):特開平6-127381
出願日: 1992年10月19日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 逆方向にシリンダ制御力が出た場合のフェールセーフを考慮した場合のシリンダ制御力の上限を相対的に低く設定可能でありながら、制御遅れもなく車体傾斜制御が行え、乗客に対する安全あるいは乗り心地を確保する。【構成】 各演算器35f,35rにおいては、CPU40から出力された指令値と前後変位計33f,33rから出力されたフィードバック値との偏差が演算される。各演算器35f,35rにおいて演算された偏差は、加算器37において加算され、オペアンプ39で平均化されて前後の油圧制御弁25f,25rにそれぞれ入力される。そのため、前後の油圧制御弁25f,25rの開度は常に同一となり、その結果、前後台車12f,12rの油圧シリンダ21f,21rにおける油圧発生力を同じとすることができる。すなわち、車体11全体としての傾斜は正確に変位制御しながら、前後のシリンダ制御力を同一にできる。
請求項(抜粋):
前後に設けられた台車上に枕ばね及び振子装置を介して車体を揺動可能に支持すると共に、該車体と各台車との間にそれぞれ設けられ、車体傾斜量を変化させる流体作動機構と、該各流体作動機構を制御する制御機器と、入力された走行速度及び曲線情報に基づき上記各制御機器に対して車体傾斜指令値を出力する指令値出力手段とを備えた車体傾斜制御装置において、上記流体作動機構毎に設けられ、上記制御機器に制御された結果である、上記流体作動機構からのフィードバック値を検出する検出手段と、該各検出手段により検出されたフィードバック値と上記指令値との差を、上記前後台車毎に演算する差分演算手段と、該差分演算手段により演算された両差の平均値または所定割合値を算出する算出手段とを備え、該算出手段により算出された平均値または所定割合値が、上記各流体作動機構に対する指令値とフィードバック値との差として上記各制御機器に入力されるようフィードバック回路を構成したことを特徴とする車体傾斜制御装置。
IPC (3件):
B61F 5/22 ,  B61F 5/24 ,  B60G 17/015
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-275053
  • 特開平3-014762
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-275053
  • 特開平3-014762

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