特許
J-GLOBAL ID:200903086697831476

車両用交流発電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-052843
公開番号(公開出願番号):特開平11-164505
出願日: 1998年02月17日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 全ての渡り部電気導体が十分な冷却風の恩恵にあずかり、冷却性が飛躍的に向上するとともに、絶縁性・耐熱性にも優れた車両用交流発電機を提供すること。【解決手段】 車両用交流発電機の固定子は、固定子鉄心22と巻線を構成する電気導体21、及び鉄心22、導体21間を電気絶縁するインシュレータ23で構成され、ハウジングにより支えられている。固定子鉄心22のスロットの先端開口部は、側面間距離よりも狭く設定されている。巻線される電気導体21はスロットに収納される収納部とこの収納部同士を繋ぐ渡り部とからなり、各導体はスロット内から出た後、スロットの外径側に位置する導体群21fと内径側に位置する導体群21gとにほぼ2分割され、渡り部を構成している。渡り部の隣接する1本1本の間には所定の隙間が設けられている。渡り部は、外径側、内径側で同一円周方向に傾斜した稜線部、及びこの稜線部同士を軸半径方向に繋ぐ頂上部21b-2とから構成されている。
請求項(抜粋):
回転周方向に交互にNS極を形成するランデル型界磁回転子と、前記回転子と固定子とを支持するフレームとを有する車両用交流発電機において、前記固定子は、複数のスロットを有する積層鉄心と該スロットに収納された電気導体とからなり、前記電気導体は、略前記スロット内に位置する収納部とこの収納部同士の間をつなぐ渡り部とからなり、前記電気導体渡り部においては、前記電気導体のそれぞれを空間的に離間し、且つ、その絶縁層厚さは前記スロット内に位置する収納部での絶縁層厚さより薄くしたことを特徴とする車両用交流発電機。
IPC (2件):
H02K 3/24 ,  H02K 3/34
FI (2件):
H02K 3/24 J ,  H02K 3/34 D

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