特許
J-GLOBAL ID:200903086703985375

ディーゼル機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-322661
公開番号(公開出願番号):特開平7-180529
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】排気微粒子捕集用フィルタの再生時に、フィルタの過冷却を防止し、しかも、必要酸素量を確保できるよう排気流量を制御して、フィルタの再生の確実化及びヒータ通電電力の低減を図る。【構成】エンジン回転数N、エンジン負荷Qから排気流量を算出する(S31,32)。求めた排気温度Texからフィルタ過冷却防止を考慮した最大排気流量Vmaxを算出し、排気流量と前記Vmax から排気流量制御弁開度Otpを算出する(S33〜35) 。また、EGR条件を考慮した排気中酸素濃度を算出し、この排気中酸素濃度から微粒子燃焼性を考慮した最小排気流量Vmin を算出し、排気流量と前記Vmin から排気流量制御弁開度Oo2を算出する(S36〜39) 。そして、両弁開度OtpとOo2の両立域の範囲で実際の弁開度Oreを設定する(S40,41)。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関の排気通路を複数に分岐し、各分岐通路内に、機関から排出される微粒子を捕集するフィルタと、該フィルタに捕集された微粒子を燃焼除去するための電気ヒータと、前記フィルタと直列に設けられ当該フィルタを流れる排気流量を制御する排気流量制御弁とを設ける一方、機関運転状態検出手段と、排気温度検出手段と、前記各フィルタ再生時に、再生するフィルタが過冷却とならない範囲で当該フィルタ側に流せる最大排気流量を前記排気温度検出手段の検出値に基づいて演算する最大排気流量演算手段と、前記機関運転状態検出手段で検出される機関運転状態に応じて排気中の酸素濃度を算出する酸素濃度算出手段と、該酸素濃度算出手段の算出値に基づいて再生に必要な酸素量を確保するのに必要な再生用の排気流量を演算する再生用排気流量演算手段と、前両排気流量演算手段の演算値に基づいて再生するフィルタ側の分岐通路の排気流量制御弁開度を制御する弁開度制御手段と、フィルタ再生時に再生するフィルタ側の電気ヒータに通電するヒータ通電制御手段とを備えて構成したことを特徴とするディーゼル機関の排気浄化装置。
IPC (5件):
F01N 3/02 341 ,  F01N 3/02 ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F01N 9/00 ZAB

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