特許
J-GLOBAL ID:200903086708322021

高変倍大口径ズーム光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233248
公開番号(公開出願番号):特開平9-061717
出願日: 1995年08月19日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 4群8枚構成で、非球面の数が少ない簡単な構成ながら、変倍比が2.85〜3.35、望遠側FNo. がF4.8〜5.7という光学性能を有し、低コストのコンパクトな高変倍大口径ズーム光学系を提供する。【解決手段】 このズーム光学系は、物体側から順に正の第1ズームレンズ群I・負の第2ズームレンズ群II、正の第3ズームレンズ群III および負の第4ズームレンズ群IVから成る。第1ズームレンズ群Iと第4ズームレンズ群IVとを連動的に等量移動させてズーミングを行い、絞りSに対し第4ズームレンズ群IVを移動させてフォーカスを行う。各ズームレンズ群I〜IVを正・負のレンズより構成して各群で発生する諸収差を各群で補正し、非球面を第3・第4ズームレンズ群IIIIVの少なくとも各1面に使用すると共に、各レンズ群I〜IVに適切な条件を付与することにより全系の諸収差を良好に補正している。
請求項(抜粋):
物体側から順次に光軸上に配置された第1ズームレンズ群、第2ズームレンズ群、第3ズームレンズ群および第4ズームレンズ群から構成され、第1ズームレンズ群は、物体側から順次に配置された負レンズと正レンズから成り全体として正の焦点距離を有するズームレンズ群として、第2ズームレンズ群は、物体側から順次に配置された負レンズと正レンズから成り全体として負の焦点距離を有するズームレンズ群として、第3ズームレンズ群は、物体側から順次に配置された両凹レンズと両凸レンズから成り全体として正の焦点距離を有し且つ絞りを具えたズームレンズ群として、第4ズームレンズ群は、物体側から順次に配置された正レンズと負レンズから成り全体として負の焦点距離を有するズームレンズ群として、それぞれ構成されており、さらに、広角端から望遠端へズーミングする際には、少なくとも第1ズームレンズ群と第4ズームレンズ群とが物体側へと移動し、しかも、このときの両ズームレンズ群の移動に伴って第1ズームレンズ群と第2ズームレンズ群との軸上間隔が増大し、且つ、第3ズームレンズ群と第4ズームレンズ群との軸上間隔が減少するように構成されたレンズシャッタカメラ用ズーム光学系において、前記第3ズームレンズ群と前記第4ズームレンズ群とに、それぞれ少なくとも1面の非球面光学面を具え、さらに、(1) 0.2 < |f<SB>1</SB>/f<SB>2</SB>| < 1.6(2) 0.15 < f<SB>3</SB>/f<SB>T</SB> < 0.35(3) 0.2 < |f<SB>4</SB>/f<SB>T</SB>| < 0.4(4) 1 < |R<SB>a</SB>/R<SB>b</SB>| < 6ここで、f<SB>1</SB>:第1ズームレンズ群の焦点距離f<SB>2</SB>:第2ズームレンズ群の焦点距離f<SB>3</SB>:第3ズームレンズ群の焦点距離f<SB>4</SB>:第4ズームレンズ群の焦点距離f<SB>T</SB>:望遠端における光学系全系の焦点距離R<SB>a</SB>:物体側から数えて5番目に位置するレンズ(第5レンズ)の物体側面aの曲率半径または近軸曲率半径R<SB>b</SB>:物体側から数えて6番目に位置するレンズ(第6レンズ)の像側面bの曲率半径または近軸曲率半径なる条件式を満足するように構成されていることを特徴とする高変倍大口径ズーム光学系。
IPC (2件):
G02B 15/20 ,  G02B 13/18
FI (2件):
G02B 15/20 ,  G02B 13/18

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