特許
J-GLOBAL ID:200903086711092150

PLL回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054458
公開番号(公開出願番号):特開平10-256904
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 VCOに与える制御電圧を補正して基準電圧(設計値)に一致させることにより、VCOの構成部品の精度のばらつきや、温度偏差による発振周波数のずれを抑制する。【解決手段】 ループフィルタ40からVCO10に与える制御電圧Vc が基準電圧Vref と一致しない場合は、補正電圧生成回路50から出力される補正電圧Va が、VCO10内のバリキャップ15dのカソード側に印加され、制御電圧Vc を基準電圧Vref に近付け、該制御電圧Vc を一定に保つような動作をする。これにより、VCO10の構成部品の精度のばらつきや、温度偏差に起因する制御電圧Vc のばらつきが自動的に補正され、該制御電圧Vc が設計値である基準電圧Vref と一致し、PLL回路としての特性のばらつきが抑制される。
請求項(抜粋):
制御電圧によって発振周波数が変化し、該発振周波数が補正電圧によって調整される電圧制御発振器と、基準信号と前記電圧制御発振器の出力信号との位相を比較してこの位相差に応じた信号を出力する位相比較手段と、前記位相比較手段の出力信号から不要周波数成分を取り除いて前記電圧制御発振器に与える前記制御電圧を生成するループフィルタと、基準電圧と前記制御電圧とを比較してこの電圧差を零にするような前記補正電圧を生成して前記電圧制御発振器に与える補正電圧生成回路とを、備えたことを特徴とするPLL回路。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-159313
  • 特開平3-119827
  • 特開昭50-156306
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