特許
J-GLOBAL ID:200903086712812440

燃焼排ガス中の有害物の除去方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-167970
公開番号(公開出願番号):特開2001-347131
出願日: 2000年06月05日
公開日(公表日): 2001年12月18日
要約:
【要約】【課題】 ごみ焼却設備から排出する燃焼排ガス中のダイオキシン、水銀、重金属などを除去するだけでなく、廃水処理、燃焼灰などの処理を十分行ってより燃焼排ガス浄化を図ること。【解決手段】 ごみ焼却炉2から発生する燃焼排ガスには、固形物以外に硫黄酸化物、窒素酸化物、ハロゲン化合物、ダイオキシンや重金属、水銀などが含まれる。このような燃焼排ガスを電気集塵機4、脱硝装置3、ソーダ洗浄塔(スクラバー)5によるスクラビングによりハロゲン化合物や重金属を十分に捕集するためにごみ焼却炉2に添加量を調整した石炭を混ぜて混焼し、燃焼排ガス中の硫黄/塩素濃度モル比に基づき、スクラバー5内の吸収液中の亜硫酸塩濃度を調整する。こうして、ごみ焼却炉2などから発生する燃焼排ガスの浄化対策が可能であり、二次公害を出さない処理システムが構築できる。
請求項(抜粋):
ごみを含む被焼却物に硫黄含有物を混ぜて混焼させ、前記硫黄酸化物を含む燃焼排ガス中の固形物を除去し、次いで燃焼排ガスを脱硝剤と接触させて燃焼排ガス中の窒素酸化物を除去した後に、カルシウム、マグネシウム、バリウム、ナトリウムの少なくともいずれかを含む水酸化物又は炭酸塩を水に溶解した又はスラリー状にした吸収液を燃焼排ガスと接触させて吸収液に燃焼排ガス中の硫黄酸化物の一部を亜硫酸塩と硫酸塩として捕集し、該亜硫酸塩を還元剤として燃焼排ガス中のハロゲン化合物、水銀化合物を捕集することを特徴とする燃焼排ガス中の有害物の除去方法。
IPC (7件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/70 ,  B01D 53/64 ,  F23J 15/00 ,  F23J 15/04
FI (7件):
B01D 53/34 125 A ,  B01D 53/34 129 Z ,  B01D 53/34 134 E ,  B01D 53/34 136 A ,  F23J 15/00 A ,  F23J 15/00 B ,  F23J 15/00 D
Fターム (29件):
3K070DA02 ,  3K070DA03 ,  3K070DA05 ,  3K070DA12 ,  3K070DA13 ,  3K070DA22 ,  3K070DA30 ,  3K070DA38 ,  3K070DA60 ,  3K070DA83 ,  4D002AA02 ,  4D002AA12 ,  4D002AA17 ,  4D002AA21 ,  4D002AA29 ,  4D002AB01 ,  4D002AC01 ,  4D002BA02 ,  4D002BA06 ,  4D002CA01 ,  4D002DA02 ,  4D002DA04 ,  4D002DA05 ,  4D002DA06 ,  4D002DA07 ,  4D002DA12 ,  4D002DA16 ,  4D002GB08 ,  4D002HA01

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