特許
J-GLOBAL ID:200903086713456176

固体電解コンデンサ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-277413
公開番号(公開出願番号):特開2001-102254
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】 コンデンサ素子のサイズによらず、常に優れた電気的特性を得ることができる固体電解コンデンサ及びその製造方法を提供する。【解決手段】 化成、コンデンサ素子形成に続いて、このコンデンサ素子のサイズに合わせて最適な含浸量を選定し、その含浸量で、EDTと酸化剤をコンデンサ素子に含浸する。具体的には、コンデンサ素子の長さが径より小さい場合には、EDTと酸化剤の含浸量を、コンデンサ素子に含浸し得る液体の最大容量の85%以上とし、特に、コンデンサ素子の長さと径の比が0.9以下の場合には、90%以上とする。また、この含浸は、コンデンサ素子に対してEDTと酸化剤の混合溶液(重合液)を注入するか、コンデンサ素子に対してEDTと酸化剤溶液を交互に注入することによって行う。含浸後、重合反応させ、PEDTからなる固体電解質層を生成する。続いて、コンデンサ素子を外装ケースへ挿入し、樹脂封止した後、エージングを行う。
請求項(抜粋):
陽極電極箔と陰極電極箔とをセパレータを介して巻回したコンデンサ素子に、3,4-エチレンジオキシチオフェン(EDT)と酸化剤とを含浸してポリエチレンジオキシチオフェン(PEDT)を生成してなる固体電解コンデンサにおいて、前記コンデンサ素子の長さが径より小さい場合に、コンデンサ素子に対する3,4-エチレンジオキシチオフェン(EDT)と酸化剤の含浸量を、コンデンサ素子に含浸し得る液体の最大容量の85%以上としたことを特徴とする固体電解コンデンサ。
IPC (2件):
H01G 9/028 ,  H01G 9/048
FI (2件):
H01G 9/02 331 H ,  H01G 9/04 316
引用特許:
審査官引用 (5件)
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