特許
J-GLOBAL ID:200903086720563140

温度制御を用いたポリメラーゼ連鎖反応の自動実施装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-340025
公開番号(公開出願番号):特開平6-233670
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 試料ブロックを用いてマイクロタイタートレー内で極めて正確なポリメラーゼ連鎖反応を実施する機器を提供する。【構成】 試料ブロックは局所的に熱バランスと対称性とを保つようになっている。コンピュータにより制御される、3つの領域を有するフィルムヒータと、同様にコンピュータにより制御されブロック中を流れる冷却剤の流れを調節するランプ冷却ソレノイド弁とが試料ブロック温度の制御に用いられる。微少な温度制御には一定のバイアス冷却が用いられる。また、試料温度は実測ではなく計算により求められる。加熱されたカバーはプラスチックキャップを変形させ、試料管を嵌合し、熱的に隔離するのに必要な最小限の力を与える。個々の試料管に自由度を与えるための使い捨てのプラスチックマイクロタイタートレーが使用される。
請求項(抜粋):
所定量の液体試料混合物を収容した少なくとも1つの試料管内におけるポリメラーゼ連鎖反応の、制御装置付自動遂行装置であって、a)前記少なくとも1つの試料管用の少なくとも1つのウェルを備えた試料ブロック、b)所定時間に亙る前記試料ブロックの温度の関数として前記液体試料混合物の温度を決定する手段を備えたコンピュータ、c)前記試料ブロックの温度を変化させるために前記コンピュータによって制御される加熱及び冷却手段、及び、d)前記試料ブロックへ熱的に連結され、前記所定時間に亙る該試料ブロックの温度を前記コンピュータへ送るブロック温度センサ、を具備した装置。
IPC (4件):
C12M 1/00 ,  C12N 15/10 ,  G05B 13/00 ,  G05D 23/19

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