特許

J-GLOBAL ID：200903086733042351

魚道、および水生生物の遡上ないし降下を補助する方法

発明者： 安田 陽一 ,  大津 岩夫
出願人/特許権者： 学校法人 日本大学
代理人 (1件)： 稲葉 良幸 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-304601
公開番号（公開出願番号）：特開2002-105935
出願日： 2000年10月04日
公開日（公表日）： 2002年04月10日
要約：

【要約】【課題】 甲殻類や水生生物の歩行による遡上ないし降下を補助することにより、通し回遊性の水生生物の個体群の復元または維持を図る。【解決手段】 河川横断構造物の上下流の落差部分に設置される魚道であって、階段状水路部材と、当該階段状水路部材上を水が流れる方向に対して左右両側からそれぞれ上方に立ち上がり前記階段状水路部材とともに流路を形成する側壁部と、を備え、当該側壁部の一方または両方が、前記階段状水路部材から前記流路の幅が広がる角度であって水生生物の遡上ないし降下に適した角度に傾斜して構成されてなる、魚道を提供する。前記側壁部が前記階段状水路部材に対して角度40°以上50°以下の範囲で傾斜してなることが好ましい。

請求項（抜粋）：

河川横断構造物の上下流の落差部分に設置される魚道であって、階段状水路部材と、当該階段状水路部材上を水が流れる方向に対して左右両側からそれぞれ上方に立ち上がり前記階段状水路部材とともに流路を形成する側壁部と、を備え、当該側壁部の一方または両方が、前記階段状水路部材から前記流路の幅が広がる角度であって水生生物の遡上ないし降下に適した角度に傾斜して構成されてなる、魚道。

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 水路式魚道ブロックおよび水路式魚道
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-135930   出願人：株式会社ホクエツ
• 魚道ブロック
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-091766   出願人：財団法人リバーフロント整備センター
• 組立式魚道
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-092398   出願人：昭和コンクリート工業株式会社
• 流 路
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-211975   出願人：シバタ工業株式会社