特許
J-GLOBAL ID:200903086740508390
病的状態の抑制方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-045652
公開番号(公開出願番号):特開平10-007563
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 病的状態の抑制方法を提供する。【解決手段】 エストロゲンアゴニストに反応する器官系に関連した病的状態の抑制方法であって、このような治療を必要とする哺乳動物に下記一般式I化合物の有効量を投与することを含む方法。化合物の具体的一例を示すと、シス-6-(4-フルオロ-フェニル)-5-[4-(2-ピペリジン-1-イル-エトキシ)-フェニル]-5,6,7,8-テトラヒドロ-ナフタレン-2-オールになる。
請求項(抜粋):
エストロゲン、抗エストロゲン又はエストロゲンアゴニストによる抑制を受けやすい又は部分的に受けやすい病的状態を抑制する方法であって、子宮癌、アジュバント胸部癌、胸部障害、男性胸部癌、片頭痛、失禁、膣萎縮、膀胱感染症、老年性女性化乳房、糖尿病、低血糖症、創傷治癒の失敗、黒色腫、インポテンス、炎症性腸疾患、タキキニン類過多によって惹起されるCNS及びGI障害、性欲減退、免疫系障害、受精能低下、肺高血圧症、アクネ、脂漏症、自己免疫疾患、ターナー症候群、脱毛症、多毛症、ノイロキニン過多に関連した障害並びに喫煙及びアルコール乱用を包含する強迫障害から成る群から選択される前記病的状態の抑制を必要とする哺乳動物に、式I:【化1】[式中、AはCH2及びNRから選択され;B、D及びEはCH及びNから独立的に選択され;Yは、(a)R4から独立的に選択される1〜3個の置換基によって任意に置換されるフェニル;(b)R4から独立的に選択される1〜3個の置換基によって任意に置換されるナフチル;(c)R4から独立的に選択される1〜2個の置換基によって任意に置換されるC3-C8シクロアルキル;(d)R4から独立的に選択される1〜2個の置換基によって任意に置換されるC3-C8シクロアルケニル;(e)R4から独立的に選択される1〜3個の置換基によって任意に置換される、-O-、-NR2-及び-S(O)n-から成る群から選択される2個までのヘテロ原子を含有する五員複素環;(f)R4から独立的に選択される1〜3個の置換基によって任意に置換される、-O-、-NR2-及び-S(O)n-から成る群から選択される2個までのヘテロ原子を含有する六員複素環;又は(g)フェニル環に縮合した五員又は六員複素環から成る二環系であって、前記複素環が、R4から独立的に選択される1〜3個の置換基によって任意に置換される、-O-、-NR2-及び-S(O)n-から成る群から選択される2個までのヘテロ原子を含有する二環系であり;Z1は、(a)-(CH2)pW(CH2)q-;(b)-O(CH2)pCR5R6-;(c)-O(CH2)pW(CH2)q-;(d)-OCHR2CHR3-;又は(e)-SCHR2CHR3-であり;Gは、(a)-NR7R8;(b)隣接炭素上で任意に1個又は2個のフェニル環と縮合し、炭素上で1〜3個の置換基によって任意に独立的に置換され、窒素上でR4から選択された化学的に適当な置換基によって任意に独立的に置換される【化2】(式中、nは0、1又は2であり;mは1、2又は3であり;Z2は-NH-、-O-、-S-、又は-CH2-である);又は(c)R4から独立的に選択された1〜3個の置換基によって任意に置換される、架橋又は縮合した炭素数5〜12の二環状アミンである;或いは、Z1とGとは結合して、【化3】である;Wは、(a)-CH2-;(b)-CH=CH-;(c)-O-;(d)-NR2-;(e)-S(O)n-;(f)【化4】(g)-CR2(OH)-;(h)-CONR2-;(i)-NR2CO-;(j)【化5】又は(k)-C≡C-であり;Rは水素又はC1-C6アルキルであり;R2とR3は独立的に、(a)水素;又は(b)C1-C4アルキルであり;R4は、(a)水素;(b)ハロゲン;(c)C1-C6アルキル;(d)C1-C4アルコキシ;(e)C1-C4アシルオキシ;(f)C1-C4アルキルチオ;(g)C1-C4アルキルスルフィニル;(h)C1-C4アルキルスルホニル;(i)ヒドロキシ(C1-C4)アルキル;(j)アリール(C1-C4)アルキル;(k)-CO2H;(l)-CN;(m)-CONHOR;(n)-SO2NHR;(o)ーNH2;(p)C1-C4アルキルアミノ;(q)C1-C4ジアルキルアミノ;(r)-NHSO2R;(s)-NO2;(t)アリール;又は(u)-OHであり;R5とR6は独立的にC1-C8アルキルであるか、又は一緒にC3-C10炭素環を形成する;R7とR8は独立的に、(a)フェニル;(b)置換又は非置換のC3-C10炭素環;(c)-O-、-N-及び-S-から選択される2個までのヘテロ原子を含有するC3-C10複素環;(d)H;又は(e)C1-C6アルキルであるか、或いは(f)R5又はR6と共に三員〜八員の窒素含有環を形成する;R7とR8は線状又は環状のいずれであっても、C1-C6アルキル、ハロゲン、アルコキシ、ヒドロキシ及びカルボキシから独立的に選択された3個までの置換基で任意に置換されることができる;R7とR8によって形成される環は任意にフェニル環に縮合することができる;eは0、1又は2であり;mは1、2又は3であり;nは0、1又は2であり;pは0、1、2又は3であり;qは0、1、2又は3である]で示される化合物、その光学異性体及び幾何異性体、その無毒性の製薬的に受容される酸付加塩、N-オキシド、エステル並びに第4級アンモニウム塩の有効量を投与することを含む方法。
IPC (12件):
A61K 31/445 ACV
, A61K 31/445 AAE
, A61K 31/445 ABA
, A61K 31/445 ADA
, A61K 31/40 AED
, A61K 31/44 ADU
, A61K 31/47 AAH
, A61K 31/47 ACD
, A61K 31/47 ADP
, A61K 31/47 ADT
, C07D217/12
, C07D295/08
FI (12件):
A61K 31/445 ACV
, A61K 31/445 AAE
, A61K 31/445 ABA
, A61K 31/445 ADA
, A61K 31/40 AED
, A61K 31/44 ADU
, A61K 31/47 AAH
, A61K 31/47 ACD
, A61K 31/47 ADP
, A61K 31/47 ADT
, C07D217/12
, C07D295/08 Z
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