特許
J-GLOBAL ID:200903086741434226

地上一次リニアモータ交通システムの運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-180653
公開番号(公開出願番号):特開平6-030501
出願日: 1992年07月08日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 車両側において地上側で実施される常用制動の異常を検知して,車両側独自に非常ブレーキを動作させることにより,地上一次リニアモータ交通システムにおける運転保安を確立する運転制御装置を提供する。【構成】 地上側に走行制御装置16を設けて先行車両等の条件に基づいて自動運転を行い,常用制動を実施して車両を所定地点で減速,停止させる一方,路線の曲線や先行列車等の条件に基づく速度信号を地上側に設けられた地上側装置1aからループ2を介して車両側装置1b(非常制動装置)に伝送する。車両側装置1bでは速度信号を受信して,該速度信号に基づいて制限速度パターンを生成すると共に,速度発電機13により実速度を検出して制限速度と比較し,地上側の速度制御による速度である実速度が制限速度を超過したとき、地上側の常用制動の異常が検知できるので非常ブレーキ15を動作させる。
請求項(抜粋):
地上側に敷設された固定子を一次側,車両側に取り付けられた永久磁石を二次側として地上一次リニア同期モータを形成し,前記地上側に固定子への供給電力を制御して前記車両の走行制御を行う走行制御装置を設けると共に,実速度が所定の制御速度を超過した場合に車両側独自に非常制動を行う車上保安装置を設けてなる地上一次リニアモータ交通システムの運転制御装置において,前記車上保安装置が車両側に設けられ,地上側に設けられた送信手段から発信される先行列車位置及び進路状態に基づく速度信号を受信したとき,制限速度パターン発生手段により前記速度信号から所定の制限速度パターンを生成すると共に,実速度検出手段により検出した実速度と前記制限速度パターンによる制限速度とを照査して,前記実速度が制限速度を超過したときに非常ブレーキを動作させるように構成されてなることを特徴とする地上一次リニアモータ交通システムの運転制御装置。
IPC (6件):
B60L 3/08 ,  B60L 13/02 ,  B61L 3/12 ,  H02P 7/00 101 ,  H04B 5/00 ,  H04Q 9/00 301

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