特許
J-GLOBAL ID:200903086742416957
微小検体分離用セルプレート
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-160103
公開番号(公開出願番号):特開平11-346756
出願日: 1998年06月09日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 微小検体群から一の微小検体を分離した後、これを搬送するキャリア液を滴下させて微小検体を培養させる場合に、微小検体の含まれていない液滴を培養する無駄を減少させる。【解決手段】 合流点(P) で微小検体摘出流路(4B)に合流される一対のキャリア液供給流路(4R, 4L)の間に、混合液セル(5) 内で捕捉した一の微小検体を前記合流点(P) まで導出する誘導路(6) を形成した。微小検体が合流点(P) まで移送されると、左右から合流するキャリア液に案内されて、その流れの中央に導かれる。この中央の流れは平均流速の約2倍であり、合流点(P) から微小検体摘出流路(4B)を通りキャリア液を外部へ滴下させるチューブの先端まで、例えば3.8 滴分の体積の滅菌水がある場合、微小検体を合流点(P) で放した時点から数えてその半分の2滴目に滴下される液滴中に、かなり高い確率で一の微小検体が存在することが実験的にも確認された。
請求項(抜粋):
両端にキャリア液流入口(4in) 及びキャリア液流出口(4out)が形成されたキャリア液流路(4) と、微小検体(2) が混合された媒質液を注入した状態で上面開口部(5a)を閉鎖可能な混合液セル(5) と、当該混合液セル(5) 内にレーザー光を集光させることにより捕捉した一の微小検体(2a)を前記キャリア液流路(4) まで導出する誘導路(6) が形成された微小検体分離用セルプレートにおいて、前記キャリア液流路(4) は、略同量のキャリア液が供給される少なくとも一対のキャリア液供給流路(4R, 4L)と、これら各供給流路(4R, 4L)が合流する合流点(P) から前記キャリア液流出口(4out)に至る微小検体摘出流路(4B)が連通して形成されると共に、前記各キャリア液供給流路(4R, 4L)は、微小検体摘出流路(4B)に対して略等角的に合流され、前記誘導路(6) は、各キャリア液供給流路(4R, 4L)の間を通って前記合流点(P) で微小検体摘出流路(4B)に連通されたことを特徴とする微小検体分離用セルプレート。
IPC (5件):
C12M 1/34
, C12M 1/00
, C12M 1/26
, G01N 1/04
, G01N 33/48
FI (5件):
C12M 1/34 A
, C12M 1/00 A
, C12M 1/26
, G01N 1/04 H
, G01N 33/48 S
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