特許
J-GLOBAL ID:200903086747573171

発光装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-000052
公開番号(公開出願番号):特開平5-258860
出願日: 1993年01月04日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 有機エレクトロルミネセント多色画像表示装置を開示する。【構成】 該装置は、交差しているファイル(行と列)で配置された複数の発光画素でできている画像表示配列を含有する。各画素は、光透過性第一電極と、その第一電極の上に重なっているエレクトロルミネセント媒体と、その上に重なっている第二電極とを有する。電極はX-Yアドレシングパターンで画素を接続している。有機エレクトロルミネセント媒体はスペクトルの青色領域で発光する。各画素は、少なくとも二つの二次画素に分割されている。1組の平行ファイルの電極は横方向に間隔をあけて配置された少なくとも二つの素子に分割されている。該素子の各々は、同じファイル内の各画素の一つの二次画素の一部を接合し且つ形成している。エレクトロルミネセント媒体が発した光を吸収してより長波長で発光できる蛍光媒体は、第一電極手段から発せられた光を受けるように配置されている。蛍光媒体は、各画素の二次画素の一つだけに画定されている。
請求項(抜粋):
交差している2組の平行ファイル内に配置された複数の発光画素から成る画像表示配列を含んで成る発光装置において;第一組の平行ファイル内の画素が行を形成し、また第二組の平行ファイル内の画素が列を形成しており;一方の組の平行ファイルの同じファイル内の各画素は、共通の光透過性第一電極手段を含有し、且つ該手段によって接合されており;一方の組の隣接ファイル内の第一電極手段は、横方向に間隔をあけて配置されており;有機エレクトロルミネセント媒体は該第一電極手段の上に重ねられており;残りの組の平行ファイルの同じファイル内の各画素は、該有機エレクトロルミネセント媒体上に配置された共通の第二電極手段を含有し、且つ該手段によって接合されており;残りの組の隣接ファイル内の第二電極手段は、該有機エレクトロルミネセント媒体上で横方向に間隔をあけて配置されており;該有機エレクトロルミネセント媒体は、スペクトルの青色領域において発光し、且つ480 nm未満の波長においてピーク発光を示し;各画素は少なくとも二つの二次画素に分割されており;特定の組の画素の各ファイルにおいて、前記第一電極手段及び前記第二電極手段の一方は、少なくとも二つの横方向に間隔をあけて配置された電極素子へ分割されており、その際、該電極素子の各々は同じファイル内の各画素の一つの二次画素の一部分を接合し且つ形成しており;そして該有機エレクトロルミネセント媒体によって発せられた光を吸収し且つより長い波長で発光することができる蛍光媒体が、該第一電極手段を透過してきた該有機エレクトロルミネセント媒体からの発光を受光するように配置されており、その際、該蛍光媒体は、各画素の一つの二次画素だけに画定されている、多色画像表示が可能であることを特徴とする発光装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-152897
  • 特開平2-037385
  • 特開平3-250583
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審査官引用 (8件)
  • 特開平3-152897
  • 特開平3-152897
  • 特開平2-037385
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