特許
J-GLOBAL ID:200903086748130109

硫化水素除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-306915
公開番号(公開出願番号):特開2001-120949
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 硫化水素の除去工程を簡略化し、設備の初期費用や運用コストの低減が図れる硫化水素除去方法を提供する。【解決手段】 冷却塔109のオーバーフロー排水を吸収液として吸収塔112に用い、さらに酸化処理剤を排水に付加し、吸収塔112で不凝縮ガス中の硫化水素を排水中で酸化させ、生成する硫黄を含んだ排水を取出して熱水と共に還元井105を通じ地下に戻し、硫化水素の大気中への排出を防ぐことにより、硫化水素を分解した後の硫黄回収や排水再処理等の手間が省け、設備も簡略化できることとなり、大気中に硫化水素を放出せず周囲環境に悪影響を与えない状態をより低コストで実現できる。
請求項(抜粋):
発電用エネルギとして地熱流体を用いる地熱発電所で、当該地熱発電所の復水器における地熱流体中からガス抽出器により抽出された不凝縮ガスに含まれる硫化水素を除去する硫化水素除去方法において、前記復水器で凝縮された凝縮水を冷却する冷却塔におけるオーバーフロー排水を所定の吸収塔上部から流下させ、前記排水に所定の酸化処理剤を供給すると共に、吸収塔下部から前記不凝縮ガスを吹込み、吸収塔内部で排水と不凝縮ガス中の硫化水素とを接触させ、硫化水素を前記酸化処理剤による酸化で硫黄に変え、当該硫黄を含む排水を吸収塔から取出して還元井を通じ地下に排出することを特徴とする硫化水素除去方法。
IPC (4件):
B01D 53/52 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/34 ZAB ,  F03G 4/00 541
FI (3件):
F03G 4/00 541 ,  B01D 53/34 127 A ,  B01D 53/34 ZAB
Fターム (14件):
4D002AA03 ,  4D002AC10 ,  4D002BA02 ,  4D002BA05 ,  4D002BA20 ,  4D002CA01 ,  4D002DA22 ,  4D002DA35 ,  4D002DA37 ,  4D002DA70 ,  4D002EA02 ,  4D002EA12 ,  4D002FA07 ,  4D002HA10

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