特許
J-GLOBAL ID:200903086760266407

板状WC含有超硬合金の製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-107582
公開番号(公開出願番号):特開平7-292426
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 焼結時に板状WC結晶を容易に生成させることができる特徴のある出発物質を用いて、多量の板状WC結晶の生成およびその粒径の制御を容易にし、得られる超硬合金が高硬度,高靭性,高強度で、耐摩耗性,耐欠損性に優れるという板状WC含有超硬合金の製法の提供を目的とする。【構成】 結合相形成粉末と炭素源とW、またはWと炭化タングステンとでなる出発物質を用いて、混合工程,成形工程,焼結工程を経て、主成分がCo,Ni,Crの1種以上の結合相2〜30重量%と残り炭化タングステンとの超硬合金を作製する方法であって、該焼結工程中に、Wと炭素とCo,Ni,Crの1種以上とでなる複合炭化物を生成させる第1過程と、該複合炭化物から板状WCを生成させる第2過程を含んでいる板状WC含有超硬合金の製法。
請求項(抜粋):
Co,Ni,CrおよびCo前駆体物質,Ni前駆体物質,Cr前駆体物質の中の少なくとも1種の結合相形成粉末と、炭素および/または炭素前駆体物質の炭素源と、残りがW、またはWと炭化タングステンとの組合わせとでなる出発物質を用いて、該出発物質を混合して混合粉末とする混合工程と、該混合粉末を成形して粉末成形体とする成形工程と、該粉末成形体を真空中またはガス雰囲気中で加熱焼結して主成分がCo,Ni,Crの1種以上の結合相2〜30重量%と、残り炭化タングステンとの超硬合金とする焼結工程とからなる超硬合金の製法であって、該焼結工程中の該加熱焼結時に、Wと炭素とCo,Ni,Crの1種以上とでなる複合炭化物を生成させる第1過程と、該複合炭化物から板状WCを生成させる第2過程とを含んでいることを特徴とする板状WC含有超硬合金の製法。
IPC (2件):
C22C 1/05 ,  C22C 29/08

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