特許
J-GLOBAL ID:200903086761055370
車輌用振動騒音制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-110802
公開番号(公開出願番号):特開平5-280586
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 振動騒音を能動的に制御する場合において、時々刻々と変化する系に対しても追従性が良好な高収束性を有する車輌用振動騒音制御装置を提供する。【構成】 エンジンの運転状態を示す外部信号(エンジンの運転パラメータ検出値、その変化速度、及びその変化加速度)をエンジンの電子コントロールユニットで演算すると共に、これら外部信号に基づき制御信号の更新補正を行う更新補正量が連続的に変化するように構成した。
請求項(抜粋):
少なくとも車輌駆動用パワープラントを含む振動騒音源に起因して車体又は車室内の少なくとも1つ以上の所定領域において発生する周期的または擬似周期的な振動騒音に対し、所定の入力信号をフィルタリングすることにより前記振動騒音源から前記所定領域の間の伝達特性を変化させる制御信号を出力する第1のフィルタ手段と、前記振動騒音源と前記所定領域との間に形成された複数の振動騒音伝達経路のうちの少なくとも1つ以上の振動騒音伝達経路中に配設され、前記第1のフィルタ手段の出力により前記伝達特性を機械的に変化させる電気機械変換手段と、該電気機械変換手段により変化した振動騒音と前記電気機械変換手段を有さない前記振動騒音伝達経路からの振動騒音との三次元的な総和により減じられる振動騒音誤差信号を前記所定領域において検出する誤差信号検出手段と、前記電気機械変換手段と前記誤差信号検出手段との間に形成される振動騒音伝達経路の伝達特性が記憶された第2のフィルタ手段と、前記誤差信号検出手段の検出結果と前記第2のフィルタ手段から出力される参照信号と前記第1のフィルタ手段のフィルタ係数に基づいて前記振動騒音誤差信号が最小値となるように前記フィルタ係数を更新する更新手段とを備えた車輌用振動騒音制御装置において、車輌駆動用エンジンの運転状態を示す外部信号を検出する外部信号検出手段を有すると共に、前記更新手段が前記制御信号の更新補正量を制御する制御手段を有し、かつ該制御手段が前記外部信号検出手段の検出結果に応じて前記更新補正量を連続的に変化させる変化手段を具備していることを特徴とする車輌用振動騒音制御装置。
IPC (3件):
F16F 15/02
, G05D 19/02
, G10K 11/16
引用特許: