特許
J-GLOBAL ID:200903086768613386

車両用自動変速機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-056807
公開番号(公開出願番号):特開2000-249220
出願日: 1999年03月04日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 車速センサの異常時、簡単な構成で複雑な処理を行うことなく自動変速機における後進禁止機能を確実に維持すること。【解決手段】 出力軸回転数センサ(車速センサ)21の異常が検出されたのちでは、出力軸回転数センサ21からの出力軸回転数(車速)に換えてタービン回転数センサ19からのタービン回転数Ntとこのときのギヤ比とを用いたB/U(バックアップ)車速が採用され、このB/U車速と所定の後進禁止速度とが比較判定される。この比較判定結果に基づき自動変速機1における後進時に必要な摩擦係合要素の油圧の供給が禁止される。このため、出力軸回転数センサ21が異常となっても、構成を変更することなく複雑な処理を行うことなく、それまでの自動変速機1における変速制御を続行することができると共に、後進禁止(リバースインヒビット)機能を確実に維持することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の出力軸に接続される流体伝動機構と変速歯車機構とからなる自動変速機と、車速を検出する車速センサと、前記車速センサで検出される前記車速と所定の後進禁止速度とを比較判定する車速判定手段と、前記車速判定手段で前記車速が前記後進禁止速度以上であると判定されたときには、前記自動変速機における前進レンジから後進レンジへの切換えを禁止または後進時に必要な摩擦係合要素への油圧の供給を禁止する後進禁止手段と、車両のパワートレインにおける回転体の回転数を検出する第2の回転数センサと、前記車速センサの異常を検出する異常検出手段とを具備し、前記異常検出手段で前記車速センサの異常が検出されたときには、前記車速判定手段の比較判定における前記車速を前記第2の回転数センサによる出力値に置換えることを特徴とする車両用自動変速機制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/16 ,  F16H 61/12
FI (2件):
F16H 61/16 ,  F16H 61/12
Fターム (9件):
3J052AA07 ,  3J052BB03 ,  3J052BB12 ,  3J052DA06 ,  3J052GC42 ,  3J052GC46 ,  3J052HA02 ,  3J052KA02 ,  3J052LA01
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 自動変速機の変速制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-116479   出願人:トヨタ自動車株式会社, アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 特開昭63-043054
  • 特開昭63-214548
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