特許
J-GLOBAL ID:200903086769811483

疾患関連構造を有する蛋白質の濃縮プロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 初志 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-532439
公開番号(公開出願番号):特表2002-504495
出願日: 1999年02月04日
公開日(公表日): 2002年02月12日
要約:
【要約】試料中にPrPScのような蛋白質の疾患に関連した高次構造を濃縮する方法を開示する。本方法は、試料を液体にして、PrPScと選択的または独占的に複合体を形成する燐タングステン酸(PTA)のような複合体形成物質を加える段階を含む。複合体が形成された後、複合体が底に沈殿するまで組成物を遠心する。その後、上清を除去する。残ったペレットを、保存のためにプロテアーゼ阻害剤を含む水溶液に再懸濁してもよい。PTAはPrPScを染色するため、得られた濃縮PrPScはさらなる分析を行いやすく、試料中のPrPScの有無およびその濃度を迅速かつ効率よく測定することが可能となる。本方法を用いて、試料から蛋白質の感染型を全てまたは実質的に除去することによって試料を非感染性にすることができる。
請求項(抜粋):
以下の段階を含む、制限された構造と弛緩した構造として生じる蛋白質の圧縮型を濃縮する方法: 蛋白質の制限された構造と選択的に複合体を形成する複合体形成物質を試料に加える段階; 物質と蛋白質の圧縮型との複合体を形成するために十分な時間、複合体形成物質と試料とを混合する段階;および 複合体を含む試料を遠心する段階。
Fターム (6件):
4H045AA20 ,  4H045CA45 ,  4H045EA52 ,  4H045FA71 ,  4H045GA05 ,  4H045GA15

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