特許
J-GLOBAL ID:200903086770178140

トンネル覆工用セグメント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-236694
公開番号(公開出願番号):特開平6-081590
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 トンネル覆工位置を先行掘削し、セグメントリング形成後に内部を掘削することで、覆工構築作業の合理化を図る場合において、セグメントの構造を工夫することで、覆工構築前及び構築時のセグメントの取扱いを容易にする。【構成】 鋼殻の内部にコンクリート7を後打ちすることで、合成セグメント1を形成する。トンネル覆工位置の先行掘削部分に、鋼殻を設置し、鋼殻どうしをリング状に組み立てる。鋼殻を構成する地山側鋼板2、内空側鋼板3の内面にトンネル軸方向に延びる補剛リブ11を設け、側板4にトンネル径方向に延びる補剛リブ12を設けることで、コンクリート7充填前の鋼殻が、シールドマシンのジャッキ推力に抵抗し得るようにする。さらに、地山側鋼板2及び内空側鋼板3の内面にセグメントリング周方向に延びる補剛リブ14を設け、他の補剛リブ11,12とともに、施工時の一時的な地山荷重に抵抗させる。
請求項(抜粋):
セグメントの外周面を構成する鋼殻と、該鋼殻の内側に後打ちされるコンクリートとからなり、シールドマシンにより、トンネル断面の内部を残して、トンネル覆工位置を先行掘削し、該先行掘削部分に前記鋼殻を設置し、鋼殻どうしを接続して、リング状に組み立てた後、該鋼殻内に前記コンクリートを打設することにより、セグメントリングを形成し、その後、該セグメントリング内部を掘削してトンネルを構築するためのトンネル覆工用セグメントであって、前記鋼殻の内面に、前記コンクリート打設前のシールドマシンのジャッキ推力に抵抗させるための補剛リブを設けたことを特徴とするトンネル覆工用セグメント。
IPC (2件):
E21D 11/04 ,  E21D 11/14

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