特許
J-GLOBAL ID:200903086776211718

インクジェットプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 兼子 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-372687
公開番号(公開出願番号):特開2002-172802
出願日: 2000年12月07日
公開日(公表日): 2002年06月18日
要約:
【要約】【課題】 インク流路内に気泡が発生した場合にも印字品質を維持すると共に、発生した気泡を排出するために消費されるインクの消費量を削減することができるインクジェットプリンタを提供すること。【解決手段】 パージ処理においては、強い吸引力が第2室11bにかかるので、インク流動穴11f1を通過する際にインクに負荷される流路抵抗が非常に大きなものとなる。このため、薄膜フィルム11f2に印字ヘッド15方向の圧力が付加されるので、この薄膜フィルム11f2がインク流動穴11f1を閉塞する。インク流動穴11f1が閉塞されるので、インクは、第1室11aからインク流動穴11f1を介して第2室11bへ流入することができない。よって、第1室11aと第2室11bとが連通している部分13eを通過する強いインクの流れが生起され、エアトラップユニット11に貯溜される気泡が排出される。
請求項(抜粋):
1又は複数個のインク吐出口からインクを吐出して記録媒体に対して印字を行う印字ヘッドと、その印字ヘッドに供給されるインクを貯えるインクタンクと、そのインクタンクから前記印字ヘッドにインクを供給するインク流路とを備えたインクジェットプリンタにおいて、前記インクタンクから前記印字ヘッドへインクを供給するインク流路の途中に設けられそのインク流路内で発生する気泡を上部に貯溜する気泡貯溜室と、その気泡貯溜室の下方部分を前記インクタンク側の第1室と前記印字ヘッド側の第2室とに画設すると共に、その第1室と第2室とがそれぞれの上部において、相互に連通するように、前記気泡貯溜室の上部を残して前記気泡貯溜室内を配置された画設壁と、その画設壁の一部に穿設され、前記第1室と第2室との間でインクを流動させるインク流動穴と、印字時の前記印字ヘッドの動作により前記気泡貯溜室内に生起されるインク流の速さよりも速いインク流を前記気泡貯溜室内に生起させる回復手段と、そのインク流動穴を、印字時に開放して前記インク流路から供給されるインクを通過させる一方、前記回復手段による回復処理時に閉塞して前記インク流路から供給されるインクの通過を遮断する開閉弁とを備え、前記回復手段により生起されたインク流は、前記画設壁を越え、前記気泡貯溜室の上部を通って、その上部に貯溜した気泡と共に外部へ流動することを特徴とするインクジェットプリンタ。
IPC (3件):
B41J 2/175 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185
FI (2件):
B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 102 R
Fターム (11件):
2C056EA15 ,  2C056EB51 ,  2C056JA13 ,  2C056JC06 ,  2C056JC20 ,  2C056KB05 ,  2C056KB08 ,  2C056KB27 ,  2C056KB37 ,  2C056KC13 ,  2C056KD02
引用特許:
審査官引用 (6件)
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