特許
J-GLOBAL ID:200903086777052001

グリコール非分解性物質と混合された重付加物から二次ポリオールを回収する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 慶之輔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-267975
公開番号(公開出願番号):特開平8-120114
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】グリコール非分解性の同伴物質を含む重付加物の高含有物から二次ポリオールを回収する方法の提示。【構成】一次粉砕された重付加物高含有物をせん断式反応器の中で高温、高圧ではあるが比較的短い滞留時間で一次処理すると、グリコール非分解性成分は更に粉砕および分散され、かつ重付加物はグリコールで一次分解される。このようにして得られる一次生成物は、次の撹拌式反応器(類)の中で、始めのうちは追加のグリコールはなく、次に追加のグリコールを添加して、やや高温レベルでかつやや長い処理時間で分解される。最終的に得られる二次ポリオールから、或るプラスチックが生成し、それを更に加工しプラスチック構成部品とする。
請求項(抜粋):
ジオールとジイソシアナートとの重付加生成物、特にポリウレタンから作られるプラスチック廃棄物および/またはプラスチック廃棄物質を再加工する方法において、始発物質を最初に一次粉砕し、次に好ましくは予熱されたジオール(類)と混合して熱の作用と機械的エネルギーの下で反応させてポリオール混合物を生成し、こうして得られる二次ポリオールを新しいプラスチック構成部品の製造用原料として使用する前記プラスチック廃棄物類の再加工法において、ポリオール混合物を生成するための反応が、グリコール非分解性添加物と混合または結合しているプラスチック廃棄物を再加工するために、次の3段階:前記粉砕された始発物質に、10:1ないし1:1の比率で-第1回の-グリコール(類)を添加してせん断作用のもとで150ないし250°Cの温度で約1ないし15分間更に粉砕すると、主としてグリコール非分解性物質が粉砕および分散され、かつグリコール分解性物質はグリコールで一次分解され、以後“一次生成物(preproduct)”と称する混合物が生成する段階、前記一次生成物からの重付加生成物をグリコール分解することは、場所的に別の処理容器の中で一定の撹拌をしながら150ないし280°Cの温度で約30ないし150分間、続行し、生成する混合物を以後“グリコール一次分解物(preglycolysate)”と称する混合物が均質化される段階、および10:1ないし1:1の比率で-第2回の-グリコールを添加した後、重付加生成物は、撹拌を続けながら同じ温度で更に30ないし150分間実質的に分解され、以後“二次ポリオール(secondary polyol)”と称する混合物となり、この混合物中に含まれるグリコール非分解性成分は、尚、分散されている段階、で進行することを特徴とする前記再加工法。
IPC (5件):
C08J 11/24 CFF ,  B09B 5/00 ZAB ,  B29B 17/02 ,  C08G 18/28 NDP ,  C08L 75/04 NFX

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