特許
J-GLOBAL ID:200903086781075873

平板状ワークの一面を無風加熱できる熱処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 景山 憲二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-308012
公開番号(公開出願番号):特開平11-125490
出願日: 1997年10月21日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 熱処理品質が良く大型ワークの熱処理を可能にする。【解決手段】 本体1内に、ワークWの熱処理室2、蓄熱板3を介して形成された風洞4、昇温時にオンになる昇温加熱器5及び通常の熱風循環系が設けられている。熱処理室2は入口、出口に風量調整板21と多孔板22を備え、一方、風洞4は風洞入口41及び多孔板22より開口面積の小さい多孔板42を備えている。蓄熱板3は多数の通気孔31を有する。【効果】 大型ワーク等では風量調整板を閉鎖し、風洞から入った熱風を通気孔を介してワーク下面に当て、多孔板22から排出させる。ワーク上面が無風になって高品質に焼成できる。下面では乱流によって熱交換性能が良くなる。蓄熱板と多数の通気孔からの熱風送風とによってワークを温度分布良く昇温できる。昇温加熱器により昇温速度が速くなって熱処理能率が良い。
請求項(抜粋):
加熱された気体を循環させて平板状の物品を熱処理する熱処理装置において、前記物品を熱処理するための熱処理室であって一方側端面が開口していてこれを開閉できる開閉板を備えると共に他方側端面に出口開口を備えた熱処理室と、該熱処理室の下方に仕切部材を介して並列に形成され前記一方側端面に相当する位置に一方側開口と前記他方側端面に相当する位置に他方側抵抗板であって前記出口開口より開口面積の小さい他方側抵抗板とを備えた並列空間と、該並列空間と前記熱処理室とを導通させるように前記仕切部材に設けられた複数の導通部と、を有することを特徴とする熱処理装置。
IPC (5件):
F27B 5/14 ,  C03B 27/044 ,  F27B 5/10 ,  F27B 5/16 ,  F27D 3/16
FI (5件):
F27B 5/14 ,  C03B 27/044 ,  F27B 5/10 ,  F27B 5/16 ,  F27D 3/16 Z

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