特許
J-GLOBAL ID:200903086789785888

溶出試験機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-106176
公開番号(公開出願番号):特開2000-298125
出願日: 1999年04月14日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 測定精度を維持しつつ、最小限の洗浄回数で洗浄を行なうことができる溶出試験機を提供する。【解決手段】 測定開始前に、ベッセル1の洗浄を行ない、さらに洗浄液を注入し、その洗浄液の吸光度(洗浄液基準値)を測定して洗浄回数自動選択部13に記憶する。また、オペレータによって、浄回数自動選択部13に洗浄液許容値が、洗浄回数制御部15に最大洗浄回数がそれぞれ設定される。溶出特性測定終了後、ベッセル1を洗浄し、さらに洗浄液を注入し、その洗浄液の吸光度(洗浄液基準値)を測定する。洗浄回数自動選択部13は、洗浄液測定値から洗浄液基準値を差し引いた値が洗浄液許容値よりも大きい場合、洗浄を再度行なわせる。洗浄回数制御部15は、洗浄回数が設定された最大洗浄回数になれば、次の検体の測定を開始させる。
請求項(抜粋):
溶出試験容器と、前記容器に設定量の試験液を注入する試験液注入機構と、複数の検体が配置され、前記容器に検体を順番に投入する検体投入機構と、前記検体から前記試験液に溶出した目的成分の溶出率を吸光度により測定する溶出率測定機構と、溶出率測定が終了した後、試験液を前記容器から排出し、前記容器を洗浄する容器洗浄機構と、前記試験液注入機構、前記検体投入機構、前記溶出率測定機構及び前記容器洗浄機構の動作を制御して、試験液の注入、検体投入、溶出率測定、試験液排出及び容器洗浄を各検体ごとに繰り返し、前記検体投入機構に配置された複数の検体について溶出特性の測定を順次行なう制御部とを備えた溶出試験機において、前記制御部を制御して、前記容器を洗浄した後、さらに洗浄液を注入し、その洗浄液の吸光度に基づいて再度洗浄を行なうか否かを判断する洗浄回数自動選択部を備えていることを特徴とする溶出試験機。

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