特許
J-GLOBAL ID:200903086790259464

多輪公転式移動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-107349
公開番号(公開出願番号):特開平8-301120
出願日: 1995年05月01日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 左右計4輪を接地させた状態で平坦路を走行するに当たり、車体フレームを揺動させたとしても運転者が荷重の一部を負担せずに済むようにする。【構成】 車輪支持体25に係合突起47を車軸29と同心となる仮想円Cの円周上に等間隔おいて複数設ける。車体に揺動自在に設けたストッパー51に係合溝54を設ける。係合溝54を、前記仮想円Cの接線と略直交する方向から係合突起47に係合する構造とする。車体フレーム2を車輪支持体25に対して車軸回りに揺動させることによりストッパー51を係合状態とした。
請求項(抜粋):
車軸回りに少なくとも3個の車輪および回転規制用凹凸形係合子が設けられて前記車軸を介して車体フレームに枢支された左右一対の車輪支持体と、前記係合子に係合する係合子を有し保持機構による係合規制が解除された状態で前記車輪支持体の回転を規制するストッパーと、車体フレームの前後方向一端部を支承することにより車体フレームを略水平状態に保つスタンドとを備えた多輪公転式移動装置において、前記両係合子の係合構造を、車軸を中心とする仮想円の接線と略直交する方向へストッパー側係合子をストッパーにより付勢することによって両係合子が係合する構造とし、車体フレームを前記水平状態として前記保持機構によるストッパーの係合規制を解除した状態で、車輪支持体側係合子より車体フレームが車軸回りにスタンドの接地方向へ揺動するときの回転方向前側にストッパー側係合子を位置づけるとともに、このストッパー側係合子と車輪支持体側係合子との間に、凹形となる係合子の係合口から前記接線の延長方向に沿って延びるガイド片を介在させたことを特徴とする多輪公転式移動装置。

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