特許
J-GLOBAL ID:200903086792028923
機械の作動音検査方法及びその検査装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023398
公開番号(公開出願番号):特開平11-223550
出願日: 1998年02月04日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】簡単な回路構成で、しかも作動音検査を低コストかつ短時間で行うことができる機械の作動音検査方法を提供する。【解決手段】機械の作動音を検出した振動信号が所定のサンプリング周波数でサンプリングしたサンプリングデータxn に変換される。その所定データ数N1 のサンプリングデータxn に基づいて作動音の実効値yn が演算され、その実効値yn の中から最大値ymax が選択される。次に、サンプリングデータxn の中から、前記最大値ymax に対応するデータxn を含み、かつ前記所定データ数N1より少ないデータ数N2 のデータxn が周波数解析される。次に、周波数解析を行った解析データの中から、機械の各部分に特有の周波数帯域における周波数スペクトルに基づいた合計値S0 が求められ、その合計値S0 と予め定めたしきい値Sthとが比較されて、機械の作動音が異常であるか否かが判定される。
請求項(抜粋):
機械(M)の作動音を振動信号(xn )として検出し、その振動信号(xn )に基づいて機械作動音の異常を判定する機械の作動音検査方法において、前記振動信号(xn )に基づいて振動レベル(yn )を演算し、前記振動レベル(yn )の中から、該レベル(yn )の最大値(ymax )を選択し、前記振動信号(xn )の内で前記振動レベルの最大値(ymax )部分における周波数分布(xFFT )を解析し、前記周波数分布(xFFT )と予め定めた所定値(Sth)とを比較して、前記機械(M)の作動音が異常であるか否かを判定するようにしたことを特徴とする機械の作動音検査方法。
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