特許
J-GLOBAL ID:200903086808475151
コークス乾式消火設備の操業方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-246161
公開番号(公開出願番号):特開平11-061136
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 コークス乾式消火設備の廃熱ボイラーの回収蒸気量の変動防止あるいは廃熱ボイラーの設計能力一杯に維持すること。【解決手段】 コークス乾式消火設備の冷却室3出口の円環煙道6部に三重管構造の粉燃料噴出ノズル21を設置し、該粉燃料噴出ノズル21の内周部から補助燃料ガス、中間部から粉燃料、外周部から燃焼用空気を吹込むことによって、補助燃料ガスの燃焼によりバーナーフレームが形成されて粉燃料に安定着火させて燃焼することができ、循環不活性ガスの温度が上昇して廃熱ボイラー9に入るガスエネルギーが増加し、発生蒸気量の増加につながるばかりでなく、粉燃料の吹込み量を調節することによって廃熱ボイラー9の設計能力一杯に維持できる。
請求項(抜粋):
コークス炉から排出された赤熱コークスをプレチャンバーに投入し、冷却室下部から吹込まれる循環不活性ガスと向流接触させて前記コークスを冷却し、冷却室からの循環不活性ガスに燃焼用空気を吹込んで循環不活性ガス中の可燃性ガスを燃焼させ、得られた高温循環不活性ガス中の粗粒コークス粉を一次除塵器で除去したのち、廃熱ボイラーに導入して熱回収したのち、二次除塵器で微細コークス粉を除去し、循環ブロワーにより再度冷却室下部から吹込むコークス乾式消火設備の冷却室出口の円環煙道部に粉燃料を吹込む方法において、円環煙道部に三重管構造の粉燃料噴出ノズルを設置し、該粉燃料噴出ノズルの内周部から補助燃料ガス、中間部から粉燃料、外周部から燃焼用空気を吹込むことを特徴とするコークス乾式消火設備の操業方法。
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