特許
J-GLOBAL ID:200903086815615180

セラミックハニカム構造体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-227490
公開番号(公開出願番号):特開2002-037672
出願日: 2000年07月27日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】 ハニカム構造体の両端面における一部のセル端部を閉塞する工程を合理化することができるハニカム構造体の製造方法を提供すること。【解決手段】 セル端部を両端面において開口させたハニカム構造体本体86を作製する。その一方の端面861に樹脂フィルム2を貼り付け,閉塞すべきセル端部の位置に熱により貫通穴20を形成する。次に,樹脂フィルム2を貼設した端面を上方に向けて載置し,貫通穴20を通じてマスク用粉末4を投入して他方の端面862のセル端部に堆積させる。次に,堆積したマスク用粉末4を硬化させてマスク部40を形成する。その後,各端面861,862を端面閉塞材を含有するスラリー60に浸漬させセル端部に浸入させる。その後,スラリー60を硬化させると共に樹脂フィルム2及びマスク部40を除去する。
請求項(抜粋):
セラミック製のハニカム構造体の両端面に位置するセル端部の一部を閉塞してなるセラミックハニカム構造体を製造する方法において,すべてのセル端部を両端面において開口させたハニカム構造体本体を作製し,該ハニカム構造体本体の一方の端面を覆うように透明又は半透明の樹脂フィルムを貼り付け,次いで,閉塞すべきセル端部に位置する上記樹脂フィルムを熱により溶融あるいは焼却除去して貫通穴を形成し,次いで,上記樹脂フィルムを貼設した端面を上方に,他方の端面を下方に向けて基台上に載置し,次いで,上記樹脂フィルムの上記貫通穴を通じてマスク用粉末を投入して上記他方の端面のセル端部に堆積させ,次いで,堆積した上記マスク用粉末を硬化させてマスク部を形成し,その後,上記各端面を端面閉塞材を含有するスラリーにそれぞれ浸漬させ,上記樹脂フィルムを貼設した端面においては上記貫通穴を通じて,上記マスク部を設けた端面においては上記マスク部のない開口部を通じてセル端部に上記スラリーを浸入させ,その後,該スラリーを硬化させると共に上記樹脂フィルム及びマスク部を除去することを特徴とするセラミックハニカム構造体の製造方法。
IPC (2件):
C04B 35/622 ,  C04B 35/195
FI (2件):
C04B 35/00 E ,  C04B 35/16 A
Fターム (6件):
4G030AA07 ,  4G030AA36 ,  4G030AA37 ,  4G030CA01 ,  4G030CA10 ,  4G030GA21
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-169312
  • 特開昭59-054683
  • 特開昭58-037480
全件表示

前のページに戻る