特許
J-GLOBAL ID:200903086816704780

エレベータのブレーキ解放装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-108455
公開番号(公開出願番号):特開平7-315718
出願日: 1994年05月23日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 エレベータにおいて、非常時にエレベータかごの昇降を制動するブレーキ装置を迅速に解放することができるブレーキ解放装置を提供する。【構成】 ブレーキ装置10を非制動状態に切り替える切替レバーに、ブレーキ解放用ロープ22の先端を連結し、ウインチ23を駆動してブレーキ解放用ロープ22の張力を一定に保つ。釣合い重り8の停止時に、ウインチ23でブレーキ解放用ロープ22を巻き取ることにより切替レバーを介してブレーキ装置10を非制動状態に切り替え得る。
請求項(抜粋):
エレベータかごと釣合い重りとを連結ロープを介して連結し、前記連結ロープを滑車に巻き掛けて前記エレベータかごおよび釣合い重りを昇降路内で昇降可能に吊下げ支持し、非常時に前記エレベータかごを現状の位置に保持すべく、前記エレベータかごの昇降に連動する前記釣合い重りの昇降を制動するブレーキ装置を前記釣合い重りに付したエレベータにおいて、前記ブレーキ装置に設けられて前記ブレーキ装置を非制動状態に切り替える切替手段と、先端が前記切替手段に連結されるブレーキ解放用ロープと、前記昇降路の床面または天井面に固定されて前記ブレーキ解放用ロープを巻取可能な巻取手段とを備え、前記釣合い重りの昇降時に、前記ブレーキ解放用ロープの張力を一定に保持すべく前記巻取手段を駆動し、前記釣合い重りの停止時に、前記巻取手段でブレーキ解放用ロープを巻き取ることにより前記切替手段を介して前記ブレーキ装置を非制動状態に切り替えうるブレーキ解放装置を有することを特徴とするエレベータ。

前のページに戻る