特許
J-GLOBAL ID:200903086817102597

接点が閉位置で溶着した状態に応答できる回路遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-162178
公開番号(公開出願番号):特開平5-182577
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【目的】 接点(45)が閉位置で溶着状態になるとハンドル(13)がオフ位置へ移動するのを阻止するインターロック部材(107)を備えた回路遮断器を提供する。【構成】 インターロック部材は、可動接点(41)を支持するクロスバー(43)から半径方向に外方へ突出する突起(113)の衝合面(119)と、ハンドル(13)のヨークアーム(75)の自由端を越えて突出する延長部(109)の係合面(111)とより成り、長手軸線を中心に回転するクロスバーの接点が閉位置で溶着状態となると、突起の衝合面が延長部の係合面と係合してハンドルのオフ位置への移動を阻止する。クロスバーに半径方向の凹部(115)を形成し、この凹部に半径方向に外方へ突出する挿入体(117)を嵌着して突起を形成しても良い。
請求項(抜粋):
固定接点と、可動接点と、前記可動接点を支持し、開閉位置間で回転することにより前記両接点を開閉する可動接点アーム構造と、ハンドルを装着された枢動自在な操作部材を含み、前記可動接点アーム構造を該構造が閉位置に来て前記両接点を閉じるハンドルのオン位置と前記可動接点アーム構造が開位置に来て前記両接点を開くハンドルのオフ位置の間で回転させるように前記可動接点アーム構造に連結されたばね駆動操作機構と、回路遮断器の所定の電流過負荷状態に応答して前記ばね駆動操作機構を作動させることにより可動接点アーム構造を開位置へ回転させると共にハンドルを前記オン位置とオフ位置との間の引きはずし位置へ移動させ、オフ位置を越えてさらにハンドルを移動させるとリセットされる引きはずし装置と、ほぼ半径方向に外方へ向いた衝合面を有する前記可動接点アーム構造の半径方向突起及び前記枢動操作部材の半径方向に向いた係合面により構成され、接点が閉位置で溶着状態となって前記可動接点アーム構造が回転を阻止されると前記可動接点アーム構造の前記衝合面が前記枢動操作部材の係合面と係合して前記ハンドルのオフ位置への移動を阻止するインターロック手段とから成り、可動接点アーム構造が、長手軸線を中心に回転するクロスバーと、前記可動接点を支持し、前記クロスバーにこれと一体に回転するように取り付けられた可動接点アームとを含み、前記可動接点アーム構造の前記突起が前記クロスバーから半径方向に外方へ突出し、前記クロスバーが半径方向の凹部を有し、前記クロスバーから半径方向に外方へ突出する前記突起が前記半径方向凹部に嵌着され、半径方向に外方へ突出し、その先端が前記半径方向に向いた衝合面を画定する挿入体であることを特徴とする回路遮断器。
IPC (2件):
H01H 73/12 ,  H01H 73/02

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