特許
J-GLOBAL ID:200903086821103930

プロピレンとアルケン-1との共重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-307911
公開番号(公開出願番号):特開平6-293814
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 良好な機械的性質、例えば僅かなクレージング、および光学的性質、例えば十分な透明度のために特にフィルム、管、被覆物、繊維、中空体、射出成形品および成形体の製造、殊に家庭用品の分野に適当であるプロピレン共重合体を提供すること。【構成】 第1の重合工程でプロピレンが、15〜40バールの圧力、60〜90°Cの温度および0.7〜5時間の反応混合物の平均滞留時間で、更にアルケン-1と一緒に、水素の存在下に重合され、引続き、第2の重合工程でプロピレンおよび他のアルケン-1が、5〜25バールの圧力、40〜90°Cの温度および0.7〜5時間の反応混合物の平均滞留時間で、第1の重合工程から取り出された重合体と水素の存在下に重合されるプロピレンとアルケン-1との共重合体。
請求項(抜粋):
担持されたチタン含有固体成分とともになお共触媒としてアルミニウム化合物および珪素有機化合物を含有するチーグラー-ナッタ触媒組成物を用いて、撹拌される固定床中でガス相からの2工程の重合によって得ることができるプロピレンとアルケン-1との共重合体において、a)第1の重合工程でプロピレンが、15〜40バールの圧力、60〜90°Cの温度および0.7〜5時間の反応混合物の平均滞留時間で、更にアルケン-1と一緒に、水素の存在下に重合され、その際にプロピレンの分圧とアルケン-1の分圧との比が10:1〜500:1に調節され、更にプロピレンの分圧と水素の分圧との比を30:1〜180:1に調節し、引続きb)第2の重合工程でプロピレンおよび他のアルケン-1が、5〜25バールの圧力、但しこの圧力は第1の重合工程での圧力よりも少なくとも3バール低いものとし、40〜90°Cの温度および0.7〜5時間の反応混合物の平均滞留時間で、第1の重合工程から取り出された重合体と水素の存在下に重合され、その際にプロピレンと他のアルケン-1との分圧の比が0.3:1〜10:1に調節され、プロピレンと水素との分圧の比が4:1〜1:1に調節され、かつ第1の重合工程で反応された単量体と第2の重合工程で反応された単量体との重量比が0.5:1〜20:1に調節されていることを特徴とする、プロピレンとアルケン-1との共重合体。
IPC (4件):
C08F210/16 MSU ,  C08F210/16 MJN ,  C08F 2/00 MAF ,  C08F 4/645 MFG

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