特許
J-GLOBAL ID:200903086821296991

TMモード誘電体共振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-218818
公開番号(公開出願番号):特開平8-084003
出願日: 1994年09月13日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 周波数調整用誘電体棒の移動距離に対する周波数変化率を高めて、小型化されたTMモード誘電体共振器においても周波数調整範囲または2つの共振器間の結合係数の調整範囲を広くする。【構成】 誘電体柱1に生じる電界の方向に垂直な方向に周波数調整用孔2を形成するとともに、電界の方向に対して垂直で且つ周波数調整用孔2の伸びる方向に対しても垂直な方向に空隙部2′を広げる。【効果】 周波数調整用誘電体棒を特に大型化することなく、可動範囲の限られた小型化されたTMモード誘電体共振器においても周波数調整範囲または結合係数の調整範囲を広くとることができる。
請求項(抜粋):
共振時に生じる電界の方向に略垂直な方向に延びる周波数調整用孔を形成した誘電体柱を、周囲を導電体で囲んだ空間内に配するとともに、前記周波数調整用孔に対して周波数調整用誘電体棒を挿抜自在に保持して成るTMモード誘電体共振器において、前記周波数調整用孔に前記電界の方向に対して略垂直で且つ前記周波数調整用孔の延びる方向に対しても略垂直な方向に広がる空隙部を設け、該空隙部の存在により、前記周波数調整用孔内における前記周波数調整用誘電体棒の挿入されていない部分の電束密度と前記周波数調整用誘電体棒の挿入されている部分の電束密度との差を大きくしたことを特徴とするTMモード誘電体共振器。
IPC (3件):
H01P 1/20 ,  H01P 1/208 ,  H01P 7/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-296104

前のページに戻る